「カントリー少女は都会をめざす!?」by 鬼龍駿河 まんがタイムオリジナル 2021年11月号p128 芳文社
いま住んでる「イナカの中のイナカ」に来てから、仕事も変わってほとんど腕時計がいらなくなりました。あ、一応持ってはいるんですよそこそこ高級な腕時計ってヤツは。
前の前の仕事だと、まだ腕時計が必要でしたが、イナカに来ていまの仕事になってからは「時計の意味があまりない」ようになってます。ぶっちゃけ「イナカは時間にルーズ」なところがありますからね。
住み始めた最初のころに、とある用件で「19時に○○に集まってください」とお願いして、現場で待っていたら「…だれも来ない(汗)」。で、30分過ぎころからぽつぽつ到着し、みんなが揃ったのは20時でした。
一番最初に着いた人に「時間、伝わってませんでしたか?」と訊いたら、悪びれることもなく「19時っていったら、みんな19時にそろそろ出かけるかと準備を始めるくらい。1時間遅れはフツーのこと」と言われてしまい、それこそ吉本新喜劇のようにズッコケてしまいました(笑)。
もちろんイナカにもいろいろあるでしょうから一概には言えませんが、少なくともいくらか都会といえる土地から来た私には、まさに「カルチャーショック」でした。ええ、いまではそれに馴染んでしまってますけどね…楽だし(苦笑)。
さておき「カン女」。そういうわけで「腕時計=都会」は個人的に正解だと思います。都内に住んでたころはしてましたからね、腕時計。
「電車の時間を気にする」のも確かにそうでした。というか「効率のいい移動が出来ない=イナカもん」という考えを持っていた気がします。なので「いまここから目的地まで、この時間帯に一番カシコイ移動手段は何か」をいつも考えてましたね。
イナカだと公共交通機関が2時間おきだったり、ひどいのは1日1往復しかなかったり(帰りはどうするんでしょね)、あと小中学生の通学バスも兼ねた「スクール混乗バス」なんてのもある(乗ったことはない)わけで、基本は「マイカー移動」ですから「時間を気にする」機会がぐっと減る(もしくはほとんど無い)んです。
だから「電車の時間を気にして腕時計を見る」は間違いなく都会っぽいと私も思います。いいぞその調子だ(何が?笑
それにしても2巻の情報が来ませんね。1乙なんてことはないでしょうけど、ちょっと心配。芳文社さん早よう早よう(藤山寛美風に