「社畜さんと家出少女」by タツノコッソ まんがタイムきららMAX 2021年11月号p152 芳文社
知人宅におじゃましたとき、椅子に座って足を突っ込むと「足ツボマッサージ」をしてくれるマシンがありまして、彼が「これとてもイイんだよ、やってみなよ」と勧めるので、ホンの15分かそこら試してみたんです。
まあマッサージ自体はそこそこ気持ちの良いものだったのですが、そこまで高い金を出しては買う気になれないかな、という感想をもったのでした。
ところが、翌朝目が覚めて「さて起きなきゃ」と寝床から立ち上がろうとしたら…身体が動かない(汗)。身体中の関節を緩められたような、操り人形の糸が切れたような感じで「え?…何が起きたんだオイィィ(汗)」。
思い当たるのは昨夜の「足ツボマッサージ」しかありません。結局丸一日「オオサンショウウオのように這いずり回りながら」過ごすハメになりました。
前にも書きましたが、腰椎のトラブルを抱えているので「腰や脊髄周り」には注意してはいましたが、まさか足ツボでこれほどのダメージを被るとは夢にも思いませんでしたね。ともあれ「足ツボあなどるべからず」です。…ええそれだけに効果面では強力なんだろうなとは思いますけどね。
さておき「しゃちいえ」。クライマックスが近づいているようにも感じますが、でもまだまだ続いてくれそうな気もして…いやいや、ぜひまだもっと続いていただきたい。強く要望するものでありますハイ。
「優しい世界」と「キツい&ツラい世界」は、決して遠く離れて存在するものではなく、実は隣り合わせ、すぐ背後にあったりするんだろうなぁ…と今回の2人を見てて思いました。
友情?愛情?同情?…この2人の関係には「お互いの生存力を高め合う」ようなものを感じています。
人間、一人で乗り越えられない障害物でも、誰かといっしょなら乗り越えられる、そんなことを考えたり…。
「ノー天気な日常」と「ヘヴィな日常」、両方が「一方を忘れないうちに交互に登場する」のがこの作品のスゴいところかもしれません。
1ページ目は読んでて堪えましたが、最後はまさに「浄化」された気持ちになれました。引きずらずにまとめてくれて良かった…。