「瑠東さんには敵いません!」by 相崎うたう まんがタイムきららMAX 2021年11月号p12 芳文社
5~6年前にまんがホームに載っていた小石川ふにさんの「まんがの装丁屋さん」という作品で、キャラのビフォーストーリーを描いた「ちょこっと」というのがありました。
そこのヒトコマに…
…というのがありまして、私の日常がある意味これと同じなわけです。
ええもちろん現実は日々の労働に疲れニョーボコドモの養育に疲れ不惑を過ぎてなお幻惑されているスキンヘッドオヤジなのでまるっきり画になりませんけど…。
でもね、今回の「瑠東さん」のヒトコマなんかを読んだときには、このときの瑠東さんの表情や、描かれていないこの次のシーンや、いろんなモノ…いわゆる「尊い」って言うんですか?そういうのが「幸せエネルギー」として自分の中に流れ込んでくる気がするんですよね。
そしてそれを「生きていける」チカラに変換して、また日常を頑張るわけなんですわ。できることなら「ごきげんに生きていきたい」ので、目を吊り上げ怒りと不愉快を撒き散らす生きかたじゃなくて、こういう「幸せエネルギーによる駆動方式」を、ヨボヨボのジジイになるまで何らかの形で持っていたいものです。
そんな素敵なエネルギー供給源の「瑠東さん」。来週には単行本も出ますね、実にめでたい。
実は前作の「どうして私が美術科に!?」って、巷の評判の割には個人的にピンとこなくて、最初の3話過ぎくらいからマーク薄くなってました。3巻止まりだったときの巷の阿鼻叫喚…はオーバーですが、残念がる多くの声もピンとこなかった覚えがあります。
なので、個人的にはこちらの「瑠東さん」の方が好みです。いえ別に「どうびじゅ」を悪く言いたいのではなくて、あくまで個人的好みです。とまれゼヒ長く続いてほしい作品です。あとカラー画がステキなので画集とか出ないかなぁ。