「けいおん!Shuffle」by かきふらい まんがタイムきらら 2021年2月号p18 芳文社
ギターでも、ピックとか比較的ローコストなのは「安いし片っ端から買ってみるか」という方法も無くはないのですが、弦などは多少なりともお値段が張りますしね。
私のドラム歴は小学校5~6年からなんですが、本気で自分のスティックを選んだのは大学に入ってからでした。そう、在庫豊富&試奏できる店で、文字通り「片っ端から」試してみて…です。
ちなみにそのスティックは「パール」というメーカーの「ジェフ・ポーカロ・モデル」というヤツだったんですよ。当時は「TOTO」というバンドの存在は知ってましたが、ドラマーのジェフについてはほとんど知らず、あとから「おお、すごい人なんだ」と思った記憶があります。
自分のスティック歴を思い返すと、はじめのうちはレコード店にオマケみたいにくっついてた楽器屋で「何も刻印とかが無い2本セットでビニール袋入りで売ってる」スティックばかりを使ってましたが、この「ジェフ・ポーカロ・モデル」を手にしてから、ドラムにちゃんと向き合うようになった気がします。
いまは「リーガルチップ」というメーカーがジェフのモデルを販売していて、パールの同モデルからジェフのモデルという冠は外れていますが、いまでも私にとっては「主軸」となる大事なモデルです。
とはいえ、その後もいろんなアーティストモデルとかを買って使ってもみましたね。パワーヒッターになりたくてアースシェイカーの工藤義弘モデルとか。いえ正直使いこなせませんでしたが…。
最近はあまりドラムを叩く機会もなくて、たまにはリハビリを兼ねてスタジオにも入りたいなぁとか考えたりもします。ええ、片道60キロ走ってね<ムリ
そうそう、パワーのあるサウンドを出すときの、私なりのスティックの終着点ってのもありまして、先ほどのジェフモデルのスティックの先に「TCP20」というTAMA製のゴムチップを付けて「反対に持って、小指をチップに巻き付けるようにして」叩くのがベストだという結論に至りました。「TCP20」を付けると、スティックの端を握ってもスッポ抜けないので、とてもイイ感じです。
そんなわけで名前こそ出てませんがあずにゃん登場の「Shuffle」。ドラム始めた初心者って、叩き方もちゃんと出来上がってないから、スティック選びもある意味むずかしいです。オーソドックスなのが無難かと思いますが、ぶっちゃけ「それじゃあつまんない」ですしね。
そういえば、無印けいおん!の最後の方って、あずにゃんの頭のてっぺんのベタ塗りが「髪のツヤ」をあらわすつもりなのか「白ヌキ」になってたんですが、あれがどうしても「はげヅラ」っぽく見えて違和感があったんですよね。今回のあずにゃんはその辺がちゃんと塗られててイイと思います。なんにせよあずにゃんカワイイよあずにゃん。