ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

基準となる「ビートのとり方」の違いもありますからね。

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けいおん!Shuffle」by かきふらい まんがタイムきらら 2022年3月号p9 芳文社

 

他のバンドにヘルプで入るコトって、少ないけれどたまーにあります。管楽器の場合だと、多くはないけれどそこそこあります。

身体がもっているリズム感の違いはもちろんあるんですが、それ以上にやっかいなことになるのが「拍(ビート)」をどこでとるかが、そのバンドごと、その楽団ごとにかなり違うというところなんですよね。

私のビートのとり方なんですが、指揮者がいるときには「指揮棒が拍を叩く瞬間」に、「自分の楽器から飛び出した音」が、「その打点にヒットする」ように吹きます。低音金管だし発音が遅れがちなので、それでも遅いくらいかも。

でも楽団によっては「指揮者が打点を打ったとき」に「それぞれの楽器から音が飛び出す」スタイルでビートをとるところもあります(別にオカシイというわけではないです)。そういう楽団にヘルプで入ったことがあるんですが、もう全然合わせられない。私一人がコンマ何秒か先に飛び出しちゃうので、そのたびストップされちゃう。

これはもう「慣れの違い」になってしまうので(ワタシもムカシは後者でしたし)、そこのヘルプに入る以上は「郷に入らば郷に従え」です。ただそれがなかなか難しいんですけどね。まだ微妙に遅れる方がマシかもね。

メトロノームというと、最近は「電子式」が当たり前のようですが、私らの世代だとまだ「四角錐で金属の振り子が左右に振れて、カッチカッチと音が鳴る」ヤツがほとんどでした。あれ、振り子が左右の端に来たときに音が鳴るんだと思うでしょう?(少なくとも私はそう思ってました)

ところが、いろんなメトロノームで確認したんですが「端じゃないところ(中途半端な位置)」で鳴っているんですよ。ええ少なくとも私が調べた範囲では。

あれで練習(特に大勢で)するとリズム感が悪くなるんじゃないかなぁ。まだ「クリック音+LED点滅」だけの方がマシな気がするんですよね。ええ少なくとも私個人としては。

音楽ってよく「リズム・メロディ・ハーモニー」などと言いますが、その第一番目のリズムの感性を養うのには「テンポの正確さ」以前に「ビートのつかみ方」を身につける練習が大事なんじゃないかと(以下略

 

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…そんな持論を展開するとキリがないのでここらへんにして「けいフル」。しなの先輩、教え方はともかく「いいポイント」を突きながら後輩を指導するところはなかなかよろしいかと。「正解!」「大正解!」と言いつつ、上手に後輩たち自身に考えさせてますもんね。

真帆さんはさすがベーシストらしく「正確さ」とか「頑固さ」とか「こだわりの強さ」とかがキャラににじみ出てる気がします。ベースのリズムキープ能力がいくら高くても、それにドラムが合わせられるかというと…難しいよねやっぱ。

さておきお姉ちゃんに褒めてもらえた紫さん。ここからひとつ成長すると、きっとまたひとつ壁が待ってるんですよねー。がんばれー(笑)。