ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

中国の人から見ると「餃子おかずに白米食べる人」がこれに相当するらしいですね。

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「山の仲間と半チャンラーメン」by やぶうちゆうき 俺流! 絶品めし Vol.19 p122 ぶんか社

 

大学の近くにあった学生向け食堂には、たいてい「半チャンラーメン」がありましたっけ。いまでも思い出すのは本屋の並びにあった食堂で、午後1コマ目に講義が無いと「半チャンラーメン」で腹ごしらえして、一服したら本屋さんに寄ってみるんです。

その本屋さんはダックスフントを飼っていて、結構な老犬なのかヨタヨタ歩きなんですが、昼を食堂で食べたあとに立ち寄った時に限って近寄ってくるんですよね。

なんというか「なんやニイちゃん、えらいウマそうなニオイさせて。なんかエエもん食うてきたんか。ワシはダイエットやゆうて老犬食ばかりや。エエなあウラヤマしいわ。」みたいな感じで足もとからじっと見上げてくるんです。シッポとか全然ふったりしないし、かまってくれオーラも出さないし、ただヨタヨタ近づいてきてじっと見上げてまたヨタヨタ奥に引っ込むという…。

夕方とか食堂帰りでないときは奥から出ても来ないんですけどね。やっぱアレかな、半チャンラーメンのニオイに誘われるように出て近づいてきてたのかなぁ。

いろんなワンコをかまったり遊んだりしたのですが、あのダックスだけはワンコというより人間っぽい感じでした。さすがに何十年も前ですからもう天国でしょうけど。

そういえば若い頃に一時陸上競技に片足突っ込んでたんですが、ある時期に「カーボローディング」ってのが流行りました。炭水化物を上手にコントロールして摂取することでスタミナをつけて競技本番でのパフォーマンスを上げようというヤツです。ちょっと勉強して試したのですが、自炊下手の自分にはなかなか手強く、結局挫折してしまいましたが…。

 

まあそんな話はおいといて。この作者さんはこの「俺流~」でしか接点がないんですけど、私ぐらいの世代にはしっくりくる画風で結構スキです。ウィキによるとあのたかもちげんさんのアシスタントだったそうですね。劇画調とコミカルさのバランスが良くて読みやすくストーリーが入ってくるのはその影響でしょうか。「代打屋トーゴー」とか面白かったよなぁ。アシスタントの経験って良し悪しあるかもしれませんが、誰かが「お金をもらって勉強できる仕事」みたいなこと書いてましたっけ。

4コマ系で描くことはそうそうないかもですが、この中華料理店のシリーズは楽しみにしています。ぶんか社のグルメ作品はいくつか単行本化されているので、この作品もぜひお願いしたいですね。