ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

いま住んでいる地方は、少なくとも二十歳の自分は想像もしなかった土地ですね。このまま行くとここに骨を埋めることになります。

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「ものつく~手作り生活、はじめました。~」by ミヤハラミヤコ kindle合本版2巻 p125 コミディア

 

確かに出身地が終の棲家になるとは思ってませんでしたが、いまいる土地がその候補であったことは、ここに来るまではありませんでした。ここに住み始めたころも、いつかは仕事で独立して、どこか違う場所で自営で暮らしていこうと妄想していましたから。

結局、ときに流れに身をまかせ、ときに流れに抗いながら、気がつくと「生まれたところを遠く離れて」こうしているわけで、人生とは不思議なものだなぁ…などと思ったり。

ともあれ、ポツリポツリと同期の訃報も届くような年齢になり、また自分もちょっとヤバめの健康上のトラブルを抱えたりと、いろいろもの想うようになりつつあります。

 

さておき、このブログでは初?の「電子書籍から切り取ったヒトコマ」。この作者さん、現在は漢字表記の「宮原都」なんですね。電撃大王「一度だけでも、後悔してます。」を連載中です。

いまの連載作品も悪くはないのですが、この「ものつく」の方が個人的にはスキですね。なんというか「誰にでもオススメできる良い作品」だと感じました。

ちなみに「Doly」には無いので「kindle」です。どちらかというと「Doly」贔屓なのでちょっと残念。まぁ「kindle」もイイところはあるので、あえて排除する気はないのですけどね。またちょうどUnlimitedが格安キャンペーンだったりしてねw。

この作品の主人公が「クソ上司をひっぱたいて辞める」ところは、実際にはできっこないことかもしれませんけど、正直「よくやった!君が正しい!」と言ってあげたくなります。てかマジで腹立つ上司なんだよねコイツが。

主には住宅関係、内装とかの「ものつく」なんですが、いろいろな人間関係とか、ハンドメイドの品のPRイベントとか…あと「創ったものへの正当な対価」とかもテーマに上げられていて、とても秀作だと思います。単話バラでも読めるので、よかったらゼヒ!