ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

3銘柄とも比較的軽めのイメージがありますね。バブルっぽいといえばそうかも。

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「ミッドナイトレストラン 7to7」by 胡桃ちの まんがタイムオリジナル 2021年5月号p94 芳文社

 

前にもどこかで書いたかもですが、大学時代のドイツ人教授が「日本のビールで一番ウマいのはアサヒのスーパードライだ!」と断言してまして、正直「え?マジで?」と思いました。

べつにリップサービスとかじゃなくて、ホントに一番ウマいんですってよ。細かく問い質したとかじゃないんですが、どうやら「一番新鮮な味わい」だとか。あーそう言われればそうかもね。

逆に「何がマズいか」も訊いた気はするんですが、覚えていません。でもその理論からいけば「輸入ビール」はあまりよろしくないのでしょう。

私が好きだった輸入銘柄は「ギネス」と「レーヴェンブロイ」です。ええいまは全然飲まないんで過去形です。どちらも本国ではノンアルコール版が販売されているらしいんですが(ホントかな)日本には入ってきていないようですね。残念。

ちなみに、ビールのつまみは「砂肝のバターソテー」が多かった。安いしすぐ簡単にできるしね。「ギネス」はつまみなしでも楽しめるのがイイのですが、必ず「グラスに注いで」というのが本国でも「鉄則」なんだとか。よく分かります(笑)。缶から直飲みだとおいしくないよねアレ。

 

そんなわけで「7to7」。作者さんの絵柄の個性はとても強力で、その分普通ならキャラのバリエーションが少なくなりそうなんですが、それを上手くクリアしてるのがスゴイところ。

このコマのりりこさんも、顔のパーツ自体はいろんなキャラと同じですが、眉の角度とかが「バブル引きずりBBA」っぽくてとてもイイです(笑)。

しかし気付くと単行本は12巻まで出てるんですね、この作品。タイスペでの掲載開始から20年以上とは…ホントすごいよなぁ。

てか作者さん自身、漫画家として35年以上…読者の半分くらいは生まれてなかったりするんじゃない?是非やなせたかしさんみたく長寿で作品を描き続けてほしいものです。

脊椎系のトラブルをかかえていると、動けなくなるのって「注意していても避けられない」んですよ。

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「となりのフィギュア原型師」by 丸井まお まんがタイムオリジナル 2021年5月号p43 芳文社

 

10歳代後半で腰を傷めてしまいまして、いまだに「爆弾をかかえて」生活してます。

爆弾というと大げさかな。症名は「腰椎分離症」というヤツです。けっこう多いらしいですね、スポーツ選手とか。

私の場合、分離(疲労骨折)してるのは最初3か所だったんですが、気付くと5か所まで増えまして、一時は「外科手術」を勧められました。

ただ「リスクもある手術なのでよく考えて」と言われて、なんだかんだで手術はせず、結局それが原因で仕事を辞めてます。正しい選択だったかはいま以って分かりませんが…。

当時、常時腰に「重苦しい痛み」を感じていたんですが、あるとき「非常に乗り心地の悪い乗り物」に「ほぼ終日」乗るハメになりまして、その翌日は「ベッドから起き上がれなく」なりました。なんとかうつ伏せの姿勢になって(当時はその方が腰に良いといわれていたんですよ)丸一日寝て過ごしましたね。

確か日曜日だったので医者にも掛かれず、翌月曜日に診療所に行ったのですが、レントゲンで「腰椎分離だね。よくあるんだよ」と宣告されました。

早速コルセットを作ってもらって装用するようになったんですが、正直メンドクサイ。特に「今日はヤバそうかな」というとき以外はサボリ気味だったんですよね。

周りからは「腰の筋肉を鍛えろ」とか「体幹を強くしろ」とかいろいろ言われたんですが、何というか「鍛え方が足りん!」みたいなムードでツラかったなー。

その仕事を辞めてからは「丸一日寝込む」ようなことは無くなったんで、やっぱり「鍛えるのも大事かもしれないが、いたわるのもすごく大事」だと思ってます。

 

ともあれ「とな原」。よく知らないんですが、やっぱりデスクワークってことなんですよね?>原型師

おこめ代表、姿勢の悪さをはぐさんに指摘されてますが、一度慣れた「作業しやすい姿勢」ってなかなか変えられないのは分かります。…でも「ラッコ体勢」って作業しやすいんですか?すごくキツそうなんですが。

このコマでも分かると思うんですが、マクラはしない方が脊椎関係には良いという説がありますね。私もやってたんですが確かに姿勢は良くなりました。ただ…太ってからはダメですねマクラが無いと。んー、健康維持ってムズカシイ。

タイム系に掲載されているけどきらら系でもイケそうな本作。私も一票入れてますが、4コマオブザイヤーの2020新刊部門では「14位」でタイム系で最高位なんですよ。タイム側が離さんだろうなぁ…いえタイム系も購読してますのでそれはそれでいいんですけどね。何にせよ長続きしてほしい作品です。

「お店の味」「外の味」「ウチならではの味」、それぞれに「もち味」があって良いものです。

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「冷めないふたりのひとりご飯」by きたむらましゅう まんがタイムオリジナル 2021年5月号p88 芳文社

 

プロの腕前はもちろん、調理器具や食器等「いろいろな要素」で「お店の味」ができるんだと思うので、それはそれ、お店でたまに楽しめればよろしいかと(お金もかかるしね)。

もっと身近な「テイクアウト」ごはんは、手軽さではこの中では一番かな。でも「どのタイミングでどんなふうに食べてもらえるか」がわからないので、作りてとしてはムズカシイのかもしれませんね。

家で作るのは「買い物→準備→調理→食事→後片付け」の一連の流れがいかに順調に滞りなく進むかがポイントでしょう。一人暮らしでも二人暮らしでも大家族でも。

私はコーヒーがすごく好きで毎日何杯も飲むんですが、それこそ「それぞれに良さ」があって、飲むシチュエーションに合えば「出がらしのアメリカン」だってそれなりに美味しく楽しめたりするものです。

ちなみに自分でレギュラーを淹れるときは、基本「かなり濃いめのドリップ」です。いえ自分では(家族も)それほど濃いとは思ってないんですが、あるとき家内が連れてきたお客さんに出したとき「濃い!」ってビックリされましたので…。

いまは無いんですが、以前オフィスに「ファミレスとかで使う業務用のコーヒーメーカー」が入りまして、メーカーさん代理店さんが来て「最初の一杯」をいただいたんですが、そのときもみなさん「これはスバラしい!美味しい!」って言ってたのに、私には「なんか…薄くない?」と感じられたんですよね。口には出しませんでしたが。

まあでも「コーヒーの味自体」は美味しかったです。さすが業務用だと思いましたね。

 

ああコーヒー話じゃなくて「ふたひとご飯」ですね。「ここほれ墓穴ちゃん」の作者さんです。いえそちらはTwitterで読んだだけなんですが、なにやらボイスコミックで大坪由佳さんがCVを担当だとかで。ええ好きなんですよ大坪さん。

ああ大坪さん話じゃなくてね(笑)。実は最初ピンとこなかったんですが、こうして何往復(タイム⇔タイムオリジナル)かして、面白さが分かってきました(いまごろ

こういう連載方法って、どうやって考え付いたんでしょうか。やっぱり編集者さんかな。なんだかんだで月に2本描くわけで、作者さん的には大変そうです。連携させる必要もありますしね。

4コマ脳の私がこの作品の「本当の」面白さが分かるのは、単行本で読むときなのかもしれません(いまも面白いとは思ってますが)。単行本化…しますよね?期待してます。

みんながハマるような良くできたゲームって「諸刃の剣」なんでしょうかねぇ。

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「しずねちゃんは今日も眠れない」by 逸見 まんがタイムきららCarat 2021年5月号p73 芳文社

 

まず誤解のないように先に言っておきたいのですが、私は某香川県のゲーム規制条例を支持するようなアンチゲーム派ではありません。単に「自分はあまりゲームをやらない」というだけです。

なので、TwitterのTLとかでゲーム関連が盛り上がっていても「楽しそうでいいなぁ」と好意的に見てます。やらない割には流行りのゲームに詳しい方じゃないかな(ゲームTL耳年増)

ゲームをやらない理由は、まず「ゲームに接する機会が無かった」ことでしょう。小中高でみんながゲームを楽しんでいる頃、自分の関心は音楽とか電子工作とかコンピュータとか別の方向に向いてましたから。ウチにゲーム機もありませんでしたしね。あと何かにつけて「ハマりやすくコントロールが効かなくなる」という自覚もあるので、あえて踏み込まないようにもしてます。

そしてもしかすると一番の理由かもしれないのが「目が弱い方なのでディスプレイを注視できない」ということ。特にスマホのような小さな画面を注視すると、ときに激しい頭痛が(汗

そうは言っても「インベーダーゲーム」には無数の100円玉を注ぎ込みましたし、Mac使いだったころに「プリンセスメーカー2」や「エーベルージュ」にハマったことはありましたけど(苦笑)。

ともあれ、スマホでのゲームは全然やったことがなくて、またハマるとヤバいので始めるつもりもないんですが、それでも「艦これ」や「きらファン」、最近では「ウマ娘」の盛り上がりなどを見るにつけ「楽しそうでいいなぁ」が増幅中ではあります。

 

さておき「しずねちゃん」からの日奈野先生。教師も人間ですから、ついついゲームで睡眠不足とか勤務時間中も気になるとか、仕事に支障が出かねないくらいにハマることはあるでしょうね。というか、先生になる人だから真面目なタイプが多いんでしょうけど、そういう人はゲーム内でも「レベルアップ」「ランク上げ」に真面目に取り組んじゃうのかもしれないなぁ。

それでも「自制心」も一緒に備えてるから「やめられる」のが先生のいいところ。「親も教師だった」という先生を何人か知ってますけど、自制心って遺伝するのかな。それとも環境づくりが作用してるんでしょうか。

この作品も気付けば今月単行本が出るんですね。おっとりとした雰囲気がスキなのでおっとりと人気が出ておっとり続くのを期待してます。

経験則からいえば「上手に叩くと直ることもある」のは事実ですから…事実ですからっっ。

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「如月メイボは全力恋愛」by 東條水久 まんがタイムきららCarat 2021年5月号p169 芳文社

 

すぐ思い出せるのは「PDドライブ」(古いっ;)と「プリンタ」ですね。どちらも「動かない理由」を慎重に観察したうえで「適切と思われる方向から適切と思われる力で」叩いたら直ったことがあります。いやこれホントです。

まあその何倍何十倍もの「直らなかった」経験があるはずなんですが、きれいさっぱり忘れてます。あるはずなんですけどねー、どこへ消えたのかねー。

でも、そう考えると人間って「数少ない成功体験」がいかに大切か、分かるような気がします。長い人生、やっぱり成功体験がチカラになる場面って多いでしょうから。一方で「日清日露の勝利経験」や「元寇での神風」が忘れられなかったゆえの太平洋戦争とかは、その危うさも教えてくれるんですけどね。

 

話が脱線する前に「メイ愛」。メイドロボモノって日常モノとは違うんですが日常っぽさもあってキライじゃないです。4コマではありませんが「ぽんこつポン子(矢寺圭太)」とかスキですし。

画風はカドまフォロワーさんっぽいですが、いい意味で少年誌っぽさがあるというか、普通のコマ割り作品を読んでみたい気がします。案外フォワード向きなのかも?

ゲスト掲載は次号につづくようですね。とりまマーク作品です。

「年長者」になると「自分の意見を言って当然」と思いがちです。私もつい言いがちです。

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「恋する小惑星」by Quro まんがタイムきららCarat 2021年5月号p89 芳文社

 

その時点では良かれと思って言ってるんですが、あとから考えると「老害だったかなぁ」と思うこともままありますね。

大学時代、自分が中心メンバーとして立ち上げた同好会(サークル)があったんですが、2年ほどで会長を降りて後輩に任せたあと、気付くと不活動状態になって自然消滅したという経験があります。

いまもって自分のやり方がマズかったのか、他の要因なのか分からないんですが(たぶん両方)、当時どこまで「後輩のやり方に口出しすれば良いか」が分からず、先輩として「適切な対応をとれなかった」のがちょっと悔やまれます。

その大学の「赤本」の部活紹介ページに載ったときは「これでメンバーも増えるぞ!」と喜んでたのですがねぇ…(トオイメ

 

さておき「恋アス」。今回の「廃班置研」、いいハナシです。セクション割りとか分担とか、いわゆる「班分け」での活動が良いときもあるんですが、ときに気持ちの上で「境界線」を引いてしまいがちですからね。

あと「部長」としてやりたいこと(班分け廃止)を表明したときの、旧守派と革新派の気持ちの動き方も「あ~こうなるよね~」と感じました。面白いです。

次号は単行本作業でお休み…てか次でまだ4巻ですか?もっと出てる気がしてましたよ。

わ~いタヌキだー!きらら系の化けタヌキキャラは久しぶりな気がします。

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「ポンポコタヌキとへっぽこ王子」by 桜Qり まんがタイムきららCarat 2021年5月号p149 芳文社

 

タヌキ偏愛家ですので、タヌキキャラは放っておけません(笑)。…あ、キツネもスキですよ?タヌキの「おバカみのカワイさ」にはかないませんが。

以前はタヌキとは名ばかりの「アライグマ混血?」な外見で描かれることが多かったんですが、最近はそこそこちゃんとタヌキっぽく描かれているようです。喜ばしいことです。

アライグマのようにシッポがシマシマに描かれたり、バカボンの「逮捕する~!」のおまわりさんみたく目の周りがつながって描かれたり…今回のコマでも1/3のタヌキはそうですね(汗。

きらら系タヌキといえば、やはり☆画野朗さんの「もこもこBOX」のキューちゃんは外せません。あとパルプピロシさんの「ぷらいまりィずむ!」の狸田ぽん子…あれは呼び名だけのタヌキでしたっけ。他にもゲスト等でときどきタヌキキャラはいましたが、ここまでしっかりタヌキなのはしばらくなかったかな。

 

とまれ「タヌぽこ」。タイトルが1ページぶちぬきとか「…キューンですか;」と思いましたが、内容はしっかりきらら風味なワイド4コマでした。

面白いです。画の密度的にも、フツーの4コマよりワイド向きかもですね。

一応「3号連続ゲスト」とのことですが、ぜひとも連載をお願いしたいです。期待してます。