ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

田舎が発展することって、必ずしも良い結果にならない場合もあるのがムズカシイところです。

「カントリー少女は都会をめざす!?」by 鬼龍駿河 まんがタイムオリジナル 2024年3月号p103 芳文社

 

特に「都会に無いモノ」をウリにしている観光地だったりすると、都会指向の発展は「自分の首を絞めかねない」ので注意が必要なんですよね。

ただ、そこに住んでいる人の不利益になっている部分まで「ガマンを強いる」のは間違いだと感じます。「お金を落としてくれる(←あまりスキくない言い方ですが)観光客サマのために」という方向性だと、短期的には良くても長い目で見るとマイナスになるんじゃないでしょうか。

もちろん「田舎ならではの自然を大事にする」のは正しいと思います。観光客向けの自然保護じゃなくて、住んでいる人たちが「ここの自然から恵みを受けて生きてきたから大事にする」のが本来の自然保護のはず。

一方、先祖代々ここで暮らしてきたからという理由で住み続けている不便な土地に「都会に近い利便性を求める住民」というのも、個人的には「いやそれちょっとヘンくないか?」とは思うんですよ。この数十年、けっこうなイナカ暮らしをしてきてるんですが、イナカの(特にお年寄りの)住民って「かなりワガママ」な性質をもっているヒトが多い気がしますね。

例えが適切じゃないかもですが、都会の集合住宅で生まれ育った人間は、自分の出す騒音とかで近隣に迷惑を掛けないような気配りが身についてるんですが、イナカはそういう面の配慮に欠けている方々がとても多いように感じます。ええいま住んでる環境でもそうですね。それが「自分の行動へのコントロール欠如」に見えてしまうことがよくあるんです残念ながら。

とはいえ、それも「素朴な人柄」といえばそこまでですし、都会的な品の良し悪しを定規にするのは間違いということもできます。つまり「ムズカシイ」ということになりますかねぇ。

 

 

落しどころを考えずに書き連ねてしまってますが、さておき「カン少」。こちらも今回で最終回。単行本は1巻だけで止まってますけど…出てるだけマシというべきなのかなぁ。

ちなみに単行本は紙で持っていて、まだ自炊できずに倉庫(納戸)で眠ってるんですが、いまはどうやら絶版になっていて電子版しか入手できないようです。うーむ、そういうことだと紙は紙のまま取っておいて、読む用に電子を買った方が良い気がしてきた。どーしよっかなー。

最終回だけに基本は「まとめ」なんですが、ごくごく微量の(計測限界以下の)投げやり感みたいなのも(気のせいかもしれないけど)感じちゃったりして…そうだよね、納得できないと思うもん読み手の側からしても。もっと続くべき作品だと思うもんねホント。

まあでも終わったものは仕方がない。作者さんにはありがとうとお疲れさまを…そしてTwitter(X)はフォローしてるのでウマ娘マンガと他誌電子連載と情報を適宜追いかけようと思います。