ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

たしかに「自分の応援が足りなかったんじゃないか」という気持ちにはなっちゃいますねぇ。

「神絵師のおしごと」by 有野金吾 まんがタイムきららMAX 2024年4月号p77 芳文社

 

まあ実際問題「出来る応援」にはある程度限界もありますし、個人的に関わってきた業界では「多くの人に推されて人気も順調」なコンテンツでも「そうは言ってももうずいぶん長いし陳腐化してる感もあるし…そろそろ終わりにして新しいのを」みたいな理由で引導を渡されたところを何度か目にしてます。

ですからファンがどんなに頑張っても「終わってしまうときは終わってしまうんだ」という、ある意味「悟り」が大事かな…と思うことにしています。そうするしかない気がしています。

あと「この作品はとても良いモノだったけど、次はきっともっともっと良い作品を生み出してくれる」と信じること。それが作者や制作側への正しい「敬意と期待」になるんじゃないでしょうか。私はそういう気持ちになることが多いです。実際たとえば「ぼっち・ざ・ろっく」の作者さんとか、前作の「きらりブックス迷走中!」が好評で続いてたら、結構な確率で「ぼざろ」は生まれてなかったかも。

ただ…とても残念なのが「休載が増えたり途切れとぎれになったりしたあげくフェードアウトしてしまうケース」です。作者さんが体調を崩されたとかいろいろな事情はあるんでしょうけど、やはりきっちり最終回を迎えられないのは残念です。いま現在もいくつかそういう作品はあるんですよね。何ができるというワケでもないんですが心配しています。復活してほしいなぁ…「メイドさんの下着」とか「ポコぽこ」とか。

 

 

さておき「神おし」。きらら系(特にMAXやフォワード)のイイところは、ゲストで終わった良作が「けっこう長めのブランクのあとで連載化」するケースがあることですね。だから良作はゲストで終わっても連載化への希望がつなげます。(空振りのときもあるんですが…)

そんなケースのひとつになった本作。時空(舞台)などはゲストのときと同じようですが、連載となれば先々の展開なども踏まえた構成になっているように思えます。なにより主役の絵師の設定が違ってますから。…あーでも「設定を変えた」んじゃなくて「別キャラ」で、あとあと「ゲスト時の主役も登場する」とかなのかな…想像ですが。

ともあれ注目株の本作。オハナシも良さそうですが画もかなりのレベルですので、今回の「花に嵐」のようなシーンが「カラー&大ゴマ」でみたいものです。期待してます。