「スナックあけみでしかられて」by 松田円 まんがホーム 2022年7月号p145 芳文社
特別「立派な人格者」というわけでもないけど、なんとなく周りから慕われる人って、きっとこういう「見えない苦労を分かってあげられる」ところがあるからだと思います。
そしてそういう人って、大抵「いろんな仕事や経験で苦労をしてきた」りしてます。仕事や経験についての知識をひけらかさないけど、知っているから分かってあげられる。そういう「良き理解者」なんでしょうねきっと。
当然のようにやってくれていることでも、そのウラが分かっていると「大変だったね」「お疲れさま、ありがとう」のひとことが出るんですよね。そのねぎらいの言葉が、たぶんガンバった人への一番のご褒美になると思います。ええたぶん。
私も含めて、現代社会は「見えない価値」を正当に評価できない人が増えてしまってるのかもしれません。そのくせ自分の苦労だけは「分かってほしい」「分かってくれない」と考えがち。こういうのって、ちょっとしたことで「良い方向にもっていける」ものですから、ぜひ「見えない価値」を大事に、そして「見えない苦労」をねぎらってあげられるようにしたいものです。
さておき「あけみさん」。今回はずいぶんうしろの方に掲載されてて「…え?」と思いました。こういうのってアンケートが反映されるって聞いたけどホントかな。個人的にはホームでベスト3に入る重要度の高い作品なんですけど…。
梅雨どきの「なんかじっとりしててダルいなぁ」はスゴくわかります。ワタシも(最近はいくらか安定してますが)お天気に左右されやすいタイプです。でもこういうのって女性の方がより敏感な気がします。ウチのカミさんもそうですから。
そうそう、6月に入ってすこし落ち着いたけど、この春のタマネギの値段は異常でしたよね?新タマネギが1コ300円を超えたときは「何かの間違いじゃね?」と店員さんに訊くところでした。
ともあれ、リアルでもそろそろ鬱陶しい梅雨入り…って関東甲信は今日まさに梅雨入りしたそうですよ。何てタイムリーなあけみさん(偶然です)。