「スナックあけみでしかられて」by 松田円 まんがホーム 2021年12月号p66 芳文社
禁酒禁煙禁ギャンブルもそうなんでしょうけど、たまに1回「禁を破った」からといって、そこから一気に転がり落ちないような「上手な「今回限定」であることの言い訳」なんじゃないでしょうかね。
食の場合はやはり「日頃はしっかりコントロールして、でも我慢できないときのガス抜きも自分に許す」のが大事ですよきっと。決まり文句というか「限定アウトオブコントロール」であって、たまには「心の栄養」というモノを摂取しようというスタンスでいきましょうそれがいいそれがいいといいました(笑)。
そういえば前にも書いたかもですが、マクドナルドとかのあの「パイ」って、なんであんなにオイシイんでしょうかね。滅多にいかない(近くに無い)のですが、たまに出張とかで入るとついつい引き寄せられるんですよアレ。
さておき「あけみ」さん。いつもながら「リアルにあったら通っちゃいそうな」お店ですなぁ。軽い(ときに重い)食事とお酒、常連さんだったり一見さんだったりいろんな客層がこういう雰囲気で楽しそうにしてるのってステキです。こういう作品を描けるってこともステキですよ。
今回ちらっと「お酒との組み合わせ」の話が出ましたけど、やっぱりこういう商売は「お酒の売り上げ」が大事なのでしょう。てかそこが儲けのポイントなので、お酒が出てくれないと困っちゃうんでしょうねきっと。
あと鈴木先生が「唐揚げソムリエ」だったのは「あーわかるー」という感じ。独身だとつい揚げものに惹かれちゃうので、妙に詳しくなったりするんですよねー。
今回最後の一本がちょっと「え?終わりが近いの?」と感じられなくもないキレイな感じだったので読み終わって落ち着きませんが、ぜひぜひまだまだ続いてほしい作品です。