「ようこそ!スマイリーバーガーへ」by 乃花タツ まんがタウン 2017年12月号p49 双葉社
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いいたします。
新年最初のヒトコマが5年前の作品からというのには理由がありまして、年末年始しかない「まとまったお休み」にあたり、まだ自炊していない単行本のスキャンに取り掛かろうとしてたんですよ。
Twitterにも書きましたが、いろいろ取り込みが出来てしまい、それどころじゃない状況になったのですが、ダンボールジャングルから掘り起こしてきた中にこの作品の2巻があったんです。
「あー、1巻は自炊済みだったんだけど2巻はまだだったなー」とぺらぺらめくってるうちについつい読みふけってしまい、あげくこのコマを「ブログにお借りしよう」と思った次第。ちなみに単行本だと2巻の43ページです。
ともあれ、年をとるといわゆる「目上の人」という立場にいやおうなく追い立てられるわけです。それで得られる利得もそこそこあるんでしょうが、実はマイナスもかなり多かったりします。
年齢相応の経験を積んでいくことで、それなりに自分を客観視できるようにはなるんでしょうけど、やっぱり「気付けない自分の一面」は絶対にあるわけで、そこを「言ってくれる人」がいるかどうかは、老後に向かっていく上でとても重要なポイントになる気がします。
年をとって「周りに誰もいなくなる」という状況になってからでは手遅れかもしれませんので、できれば40~50歳代くらいから「言ってもらえるような」対策は必要でしょうね。「あの人には言うだけムダ。ほっとけ」と思われると、どんどん悪い方へいくことはたぶん間違いないです。
だから何か指摘されても「うるさいな」という態度を出すといけません。人間だからそりゃあムカっとくることもあるでしょうけど、それでも言ってくれたことを「ありがたい」と思えるように思考回路を整えておくとよいでしょうね。いえ具体的なことは私も身をもって学んでいる段階ですから分かりませんけど…。
さておき「スマイリー」。今回、こうして未自炊の2巻と自炊済みの1巻を行ったり来たりしながら読んでいて感じたのですが…やっぱり紙の本はよいものです。ホント強く強く感じさせられました。
日経か何かのサイエンス雑誌で読んだのですが、デジタルネイティブ世代でも「紙の本」の方が理解が深く、成果(テスト結果)は高かったというデータがあるそうです。
なので結局今回は自炊は見送り。もう少し紙の状態で手元においておきます。
それにしてもすごくステキな作品でしたね。いま読み返して「あーイイ作品だなぁ、続き読みたいなぁ」と感じながら、やっぱり主役のたまこが「元気いっぱい」なところが読んでてウレシイ気持ちにさせてくれるのかなと思ったり。
お正月からイイ調子で幸せエネルギー補給ができました。今年はイイことありそう…な気がします。