ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「諦め」と「後悔」が前後に立ちはだかったとき、進むべき道は「上へ」向かうことです。

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ステラのまほう」by くろば・U まんがタイムきららMAX 2022年2月号p7 芳文社

 

この作品は何度かヒトコマお借りしてますが、そのほとんどに「諦め」もしくは「後悔」というワードがからんできてます。ネガティブなワードですが、それにどう対処するのが良いか、ヒントになるいろいろが描かれている気がするんですよね。

わたしも基本「悪あがき」をする方なんですが、何度か書いたように「カッコ悪いからホントはあまりしたくない」のが悪あがきです。スッパリ諦めてしまう方が見苦しくないように感じるんじゃないでしょうか。

でも、悪あがきをしないということはすなわち「諦め」を受け入れることになるわけで、そのままで進んで行くと、ほぼ必ず「後悔」するのが常であります。

個人的に正解に近いと思うのが「上の方に抜け出す」という対処で、それには多くの場合「悪あがき」が付いて回ることになります。

抜け出せずに沈んで…はいオシマイ!、ということもあるでしょう。でも「何とかして上へ!」とジタバタしてると「思わぬ力」が作用することって絶対あると信じてます。

逆にジタバタせずに諦めたら、そういう「思わぬ力」が到来しても、それを摑まえることも出来ずに「シマったかなぁ…」と悔やみながら沈んでいく。そんな気がするんです。

もちろん「ジタバタせずに力を温存」という考えも状況によっては正しいでしょうから、何がなんでも悪あがきとまでは言いません。でも「ここで諦めてしまっていいのか?」と自分に問うことは大事だと強く感じます。「諦めたくない」と思えるのなら、上へ向かって悪あがき…たぶんそれが正解。

 

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話がまとまらない方向に進みそうなので「ステま」。最終回!

前回のときに書いたように、近年めずらしい「最終回が楽しみ」だった作品です。普通は「えー?終わっちゃうのー?残念だ―」となるのが最終回なんですが、この作品に限っては「あー早く最終回読みたい!楽しみだ―」という気持ちでした。

実際にこうして最終回を読んでみて、正直にいえば「…そうかこういう最終回にしたか」という気持ちです。

エンディングに向かって派手に盛り上げてくる作品もあれば、いつもと変わらない最終回を迎える作品もあり、それぞれ良さがあると思います。

でもこの作品の場合は「あまり予想していなかった方向」へ最終回をもっていってると感じました。最終回らしさもあるけど、いつもの感触もしっかりあるので、個人的には良いと思います。いえ私はこういう最終回、スキですよ。こうくるとは予想できませんでしたが。

最初お借りしようと思っていたのは「潮時つくろう」のコマだったんですが、何となくこちらの「悪あがき支部」が私の心の中で主張してきましたので…。歌夜はスゴくスキなキャラなんです…けど「諦めが悪い」あがきタイプのたまちゃんがやっぱ主役なんですよそれでいいんですよそれがいいんですよ。

さておき、くろば・Uさんの次回作はどうなんでしょうかね。お楽しみにと書いてあるので楽しみに待ってます。