「おとぼけ部長代理」by 植田まさし まんがタイム 2021年9月号p5 芳文社
さすがにおとぼけさんのように「アイスの当たり棒」を浮きにしたことはありませんが、宝くじとかだと「当たりの出た売り場」に引かれてしまいますからね。
これについてはNYANさんの「となりの育児くん。」という作品でとても明快な説明があるんです。単行本1巻の「迷信行動としつけ」というお話にあるのでよろしければ読んでみてください。タメになりますから。
ホント人間というのは「合理性を信じきれない」「非科学を排除しきれない」弱い生き物だなぁと思います。自分だけには「奇跡が起こるはず」と考えてしまう、そういうところがある意味人間らしさなのかもしれませんが…。
そんなウィット(ペーソス?ユーモア?)に富んだネタをよくまあこれだけ連発できるなと感心しかない「おとぼけ」さん…というか植田まさしさん。
作品の全部が全部スバラシイとは言いませんが、ネタを繰り出す勢いが違いますよね。まさにベテランならでは。
いわゆる「きらら系」にはマネできないような…いやまてよ、一時のハトポポコさんの「平成生まれ」や大沖さんの「はるみねーしょん」あたりはそういう要素も持ち合わせてましたっけね。
それでも「タイム系」の大黒柱には違いありません。今後も出来得る限り連載を続けていってもらいたいものです。