ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

近年「お好み焼きの店」に入る機会がほとんど無くなっちゃったんですよねぇ。

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「里村さんの欲望ダダ漏れごはん」by 市川ヒロシ 俺流!絶品めしvol.24 p148 ぶんか社

 

大阪の南部在住当時は団地住まいだったのですが、エリアごとに「近隣センター」などと呼ばれるショッピングセンターがありまして、スーパー1軒と小売店や飲食店10数軒くらい一か所にありました。

当然のようにどこのショッピングセンターにも「お好み焼き」の店があって、ときどき食べた記憶があります。家族では行かなかったはず。ほとんどが友だちと一緒でした。

フトコロに余裕があるわけではないので、たまに行っても「豚玉」とか「イカ玉」ではなく、一番安い「カス玉」だったような…いやそんな名前じゃなかったかも。なんにせよ一番安いヤツだったのは確かですが。

私が子どもの頃は「自分で焼く」のと「店員さんが焼いてくれる」のとの端ざかい期だったのかもしれません。上手に焼けなくて友だちに笑われた覚えがあります。最近は店員さんが焼くのが普通らしいです。実際その方が美味しく焼けますからね。

タコ焼きに比べると食べる機会は少ないのですが、たまに食べると「大阪人としてのルーツ」を自覚させてくれます。そんなわけでここ何年かはルーツを自覚する機会がありません。残念です。

 

さておき「ダダ漏れごはん」。広島さんの「お好み焼原理主義勢力」には正直勝てる気がしません。てか戦う意欲すら持てないというべきでしょうか。

大阪人的には「ええやん、そんなややこしいことにこだわらんかて…」と言いたくなるんですが、一方でそこまで「広島のお好み焼き」にこだわれる広島人をうらやましいと思っているのも事実です。

作者さんは広島出身だけに、今回「お好み焼き」をどう描くかについて、かなりしっかり考えている感じです。主張したいポイントを外さず、その上でさりげに関西風へのフォローも入れてますね(笑)。

お家での「お好み焼き」に欠かせない「焼く道具」へのこだわりもよく分かります。大きさと火力(熱量)が十分でないホットプレートは「失敗への第一歩」です。ホントです。

あと「広島人好みのトッピング」は意外でした。そっかー、なるほどねー。でも確かに良さそうな感じはしますね。

しかし「広島焼きで総スカン」は(都市伝説だったとしても)知らなかったです。そんな地雷があるとは…(汗)。あ、私は「広島のお好み焼き」「大阪のお好み焼き」という言い方をしますよ。てか「焼き」を略して「お好み」と呼ぶことも多かったです。「帰りお好み食うてかへんか~?」みたいにね。あ~食うてこか~(どこでやねん