ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

積み重ねてきた力を「初めて発揮した成果」は、特別な意味を持ち続けると思います。

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「ホレンテ島の魔法使い」by 谷津 まんがタイムきららMAX 2021年6月号p65 芳文社

 

「初めての大役(主役)」で思い出すのは「ひだまりスケッチ」でゆの役をされた阿澄佳奈さん。

いまはもうベテランと言ってよろしいかと思いますが、どんな仕事でもプロとして真摯に取り組む姿勢が見えるので、個人的には好感度の高い声優さんです。

確か武道館での超ひだまつりでしたか(違うかも)「取り組んだ仕事は全部同じように(公平に)大切だけど(初めての主役作品の)ひだまりスケッチは、もう特別扱いしてもいいかなって…」と言ってた(らしい…参戦したわけではない)のが印象的でした(記憶だけで書いてるのでデタラメだったらゴメンナサイ)

ひだまりスケッチ」って、イベントとかを映像ソフト化してないんですけど、何となく「ただのコンテンツ」とは違う感じがするんですよね、そういうところが。

ひだまりスケッチ」自体が作者の蒼樹うめさんの初商業連載で、きらら系で初のアニメ化作品。いろんな「初めて」があって、それに「ベストで応えよう」とするチカラが作用しているのかもしれません。

ともあれ、どんな分野でも「右も左も分からない」ところから始まって、未熟ながらも経験を積んでいくと、ときに「いきなりセンターに立たされてスポットがあたる」ことがあったりします。その人のキャラクターとか天性のものとか、いろいろ関係してはくるんでしょうけど、下積み時代にぼんやり過ごしてると「突然の大舞台」でパフォーマンスを発揮することはできないと思います。

なので「ただのクソまじめ」ではいけませんけど、やはり「真面目に取り組む姿勢」がある人は「自分のターン」をしっかりモノにできる感じがありますね。で、モノにできれば次のターンも続いてやってくるんじゃないでしょうか。そう思います。

 

さておき「ホレ魔」。おぉー久しぶりに歌ってる(笑)。で「原語・発音・意味」をひとつのコマに押し込んでるのはスゴイです(けど、ヒトコマ借りるにはちょっと困ったので今回は見送り)。歌になってはいますが術者が名乗るところなど、神道の「祝詞」みたいな感じがあります。もっとも「上から目線」なので祝詞とは真逆ですけどね。

今回から次のヤマ場に向けて動き出したようですね。個人的には新キャラの湯場氏の名前が何をもじって付けられているのかが気になります。まだ下の名前が出てないし。

あと今回扉絵しか登場していないユシャは何を考えて(企んで)いるのか。いろんな人物のいろんな思惑が絡んで、少しずつ複雑になってきてますが、どういう着地の仕方をするのかが楽しみです。