ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「素直」で「無邪気」な子どもの評価で、救われることってありますよねー。

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「秘密のお姉さん養成ノート」by トフ子 まんがタイム 2021年1月号p88 芳文社

 

 まあ「どん底に落とされる」ことも無くはないんですけどねー。

私が「うれしくて忘れられない」子どもの評価があるんですが…もう20年も前にあるでしょうか。

当時、なんの気の迷いか「青を基調とした派手目の傘」を愛用してまして、前衛芸術的な絵柄もあって「なんかスゴい傘だね(笑)」「いいんスよこれくらいハデだと盗られないから」というやりとりをよくしてました。

おカタい職業でもなかったので、どこへでもその傘を差していってたんですが、あんまり「ネガ含みの(笑)」を受けてたので、さすがに「まともな傘にした方がいいのかなぁ」と思い始めたころ…。

私の住んでいた近くに寺がありまして、そこの若住職の奥さんと幼稚園くらいの女の子と、ときどきすれ違うんです。(知らない人でも挨拶するくらい)田舎でしたので、とある雨の日にもいつものように「おはようございます」と声を掛け合ってすれ違ったとき、その女の子が母親に

「キレイな傘だねっ」

ってニコニコしながら言ったんですよ。

その瞬間は認識できなかったんですが、しばらくしてから「飛び跳ねたいくらいウレシイ気持ち」が込み上げてきて…ウチに駆け込んでからずっとニコニコ(ニヤニヤ?)してた気がします。

まだ独身だったんですが、そのとき「将来結婚て子供ができたら、ああいうふうに育てたい」という気持ちでいっぱいになりました。ヘンな話、早く結婚して子供つくって、イイ子に育てて…そこから「自分も含めた周りが幸せになれるようにしよう」なんてことまで考えてしまった覚えがあります。いまそれができてるかって?それは訊かないでくださいなw

「子どもは社会の宝です」というコトバがありますけど、ある意味ホントにそうだと思います。

 

そんなこんなで「秘密のお姉さん」。同じ日常系の前作「さわらせてっ!あみかさん」は4巻まで出たので、4コマ界隈でいえばヒット作だったと思います。あのころはライフ系にもポチャ系女子の作品がありましたし、小さいブームだったのかな。その作者さんの新作、まだゲスト扱いっぽいですけど、連載に期待です。