ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

化粧品とかアパレルとかスキー板とか、その年その年のモデルが毎度出てくるモノはねー。

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「大越春太郎は黙れない!」by 瀬田ヒナコ まんがタウン 2021年1月号p136 双葉社

 

私はその3つについてはほぼ関係ないタイプの人間ですが、困るのが「技術革新」「日進月歩」なデジタルガジェットです。要はパソコンとかスマホとかですね。

どんなに性能の良いフラッグシップ機を買っても、早ければ2年もしないうちに陳腐化してしまいます。無理して古くなったモデルを使い続けても、セキュリティの面で心配ですし、そもそもソフトもハードも「システム要件」が変わって使えなくなることがままあります。

結局は「コストパフォーマンス」を優先して、安い方から何番目かの製品を買うことが多くなるんですよね。

ただ、それは「新品」を買う場合であって、考え方を変えて「中古」を視野に入れると、選択の幅がググっと広がります。ノートPCとかだと、発売当初30万円以上の高額なフラッグシップ機でも、3~4年落ちの中古なら10分の1の価格で探すことも可能ですから。

パソコンのメーカーにもよりますけど、分解してメモリの増設やストレージを換装することができれば、プラス数万円で一気にパフォーマンスを上げられます。もちろん多少の知識は必要ですし、中古だけにハズレもありますので「見る目」もないといけませんが。

でも、いわゆる「コストパフォーマンス優先」のマシンと比較すると、型落ちの旧モデルでも「さすがはフラッグシップだけのことはある」と、実際そういう買い方をしている私なんぞは感じるわけです。やはり「腐っても鯛」で満足度は高いです。

一方、どれほど「発売時には他を寄せ付けないスーパー高級機」であっても、何世代かと経て型落ち旧機種になると、残念ながら「価値がほぼなくなる」ものもあります。ええ、デジタル一眼などがそうなんです。

フイルム時代は、それこそ何十年も前のカメラでも「エクタクロームの64」クラスのフイルムで撮れば、やっぱり「エクタレベルの画質」は担保されたのですが、デジタルになってからは、撮像素子のレベルが画質そのものなわけで、そうなればどんどん進化して登場するニューモデルが勝つんですよね。

私もニコンの「D1」を3台持ってましたが、1台は処分し、あとの2台はカメラバッグの中で眠っています。使えなくはないのですが、残念ながら「使う意味がない」状況ですので…。

それでもたまーに「出して、いじって、ちょっとモノクロモードで撮って、ディスプレイで鑑賞して、きまぐれに印刷する」こともあるんですが、なんとも見ていてあやしうこそものぐるほしけれ…なわけですなコレが。「麒麟も老いては駑馬に劣る」と申しましょうか…iPhoneにすら負けているかも。

 

愚痴っぽくなったのでこの辺にして「~黙れない!」です。ユーレイやら人造人間やら異世界勇者やらは出てこない、ある意味「日常系」なんですが、やはりこの作者さんにかかると一味も二味も違います(ホメてる

絵柄は4コマらしくもあり、イラストっぽくもあり、総合的にレベルが高いと思います。長らく&最終期の「まんがタイムジャンボ」の表紙をつとめただけのことはありますよね。

今回が第11話らしいので、そろそろ単行本の予告がでる頃でしょうか。「喪女勇者」が1巻で終わってしまったので、この作品はせめて2巻は出てほしいです。