ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

毎日ご飯だけで5合炊いてオカズも2~3人分をフツーに食べてたのに、「全然太らなかった」あの20歳代に戻りたいものです。

f:id:tanaka-minoru-fake:20201013215550j:plain

「スナックあけみでしかられて」by 松田円 まんがホーム 2020年11月号p126 芳文社

 

…燃費が悪いといえばそうなんですけどね。

 

映像の仕事をしていたときは、ときどき料理関係の現場もありまして、当然撮影用にたくさんつくってもらって撮るんですが、まだ下っ端だったときには「あとでスタッフがおいしくいただきました」の仕事もよくやらされました。

カメラが入るってんで張り切ってつくってくれたものですので、もちろんおいしいにはおいしいのですが、少なくても4人前、多いときには10人前ほどの料理が並べられるわけで…。

ディレクターさんとカメラさん、あと音響や照明の人もいるような現場なら「おいしくいただくスタッフ」にもこと欠かないのですが、それでも一日に何店か回って撮るものですから、4~5軒目にはもうみんなハラが重たくて、結局私にお鉢が回ってくるのがフツーでしたね。

ましてケーブルテレビの受託取材とかだと、ディレクターは年寄り、カメラは「オレ糖尿っぽくてさぁ」…で雑用の私が全部引き受けるハメになることもありました。

「若いからこれくらい平気だろ」「どうせ普段ろくなもん食ってないんだろ」などと勝手なことを言われたりして、それでもまぁ頑張っていただくわけですが、たまにどうにも口に合わないものもあったりして、いろいろ泣かされた思い出もあります。

一番ツラかったのは「山のような山菜の天ぷら」でしたね。いまでもあの「撮影が終わってすっかり冷めた天ぷらの山」と格闘したときのことを思い出すと、なんとなく胸焼けまでも身体が再生してくれる感じがします。

…揚げ立てだったらおいしかったんだろうなぁ。

 

ま、そんな話はさておき「スナックあけみ」。お店の秋っぽい演出ということで、確かにここ10年ほどで「ハロウィーン」が当たり前にそのメインの座に着いているかも。個人的にオレンジとか黒って好きな色なので、ハロウィーン系のはキライじゃないですが。

秋の味覚で、きのこや栗、カボチャなどはいまでもウチで食べることはよくあるんですが、今年はまだサンマにお目にかかっていません。なんでも一尾400円ですってよ奥さま、お高いザンスねぇー。

それにしてもスナックあけみ、もはやスナックより割烹に近くなってるかしらん。でもこういう店が近くにあったら、結構繁盛しそうな気がします(私も通いたくなるし)。てか田舎ってホント外食するところが無いんですよね、ラーメン屋くらいしか。数軒あった寿司屋も気付くと全滅してるし。

この作品、単行本は出てるんですが「巻数なし」なんですよ。続いてるんだけど次の巻ってどうなるんだろう、「続・スナックあけみ~」とか?

いえまあ何でもいいんで続刊は出してくださいね芳文社さん(よろしく)。