ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

実は3回ほど家出をしたことがあります。自分が親になってみて思うのは「…迷惑かけたなぁ」と。

「ぼっち・ざ・ろっく!」by はまじあき まんがタイムきららMAX 2023年6月号p14 芳文社

 

まだ小学生でしたから、あまりにもズサンなプランで家出を決行しちゃいましたし、「自分の頭で考えが及ぶ範囲」が「世間のすべて」でしたから、正直「世間をナメてる未熟モノ」だったと思います。いや100%そうです。

「3回家出をしたことがある」イコール「3回とも失敗した」ということですね。1回目はノープランだったので行き詰ってしまい、結局自分から家に帰りました。2回目はそこそこ本格的な家出だったのですが、書き置きに行き先を書いてしまいあっさり御用(笑)。3回目は2回目の失敗を踏まえてシッポをつかまれないように行動したつもりでしたが、そこはやはり小学生、不審な子どもの逃走劇はおそらく通報か何かで警察等に筒抜けだったと思われます。

家出の理由はひとことでは言えませんが、あえてひとことで言うなら「親との折り合いが悪かった」ということになるでしょうか。いずれにせよ、3回目の失敗の後、別な(ちょっと言えない)案件での親とのトラブルについて、手打ちにする条件が「もう家出はしない」というものでした。ええそれ以来「いわゆる家出」はしませんでした。もっとも、以前から何度も書いてるように「正当なやり方で親元を離れる」んですけどね。

…月日は流れ、気付くと自分が人の親。そしてこりゃまた因果応報というかカエルの子はカエルというか…「子どもに家出(のようなこと)」をされてしまうんですよええホントに。笑うに笑えない、泣くに泣けないとはこういうことなのかなぁ。まあ最終的に家に帰ってはきましたけどね。

そんなに子どもとの折り合いが悪いという意識はなかったのですが、第三者から見ると、私は世間の一般的な定規で測ると「良い親ではない」ということになるらしいです。もちろん「自分が善かれと思うポリシーに則って」子育てをしてきたつもりです。でもそれが「現代にそぐわないアナクロなポリシー」なんですってよ。心外だなぁ…と思いながらも、やはり世の中の標準的な子育てへの向き合い方が変わってきているんでしょう。しかたないです。

それでも、私と同じように「家出」という、ある意味「世の中への実力行使」を選ぶ我が子に対しては、いくらかでも「その意気や善し」と思わずにはおれないのも事実です。「未熟な考え方」「無謀なやり方」は正直褒められないけど、でも貶すこともできない。いつか人生にプラスになるはずだと私は考えています。ええ自分の過去を踏まえた上でね。

 

 

…いかんな最近まとまらない長文を書く傾向が。まあさておき「ぼちろ」。いやホントぬるいよね現代っ子のやることは…っていかんいかん、こんなこと言うからアナクロおやじって言われるんだきっと。

子どもは子どもなりに真剣なんでしょうから、それにしっかり向き合うことが正解なんでしょう。でもなぁ…自分の信念を曲げてまで子どもの意見を尊重するってのも…っていかんいかん(以下略)

先日、何かで読んだんですが、この作品がブレイクした理由には、作品そのものの良さもさることながら、キャラと同世代の子どもたちの「強い共感」があるんだそうです。ふーむ、そういうところもあるんでしょうかね。

…今日はちょっとヒネた文章になっちゃったかなぁ。反省。