ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

スキンシップこそしませんが、久しぶりに旧友と会うとき「テンションおかしくなること」はありますよね。

社畜さんと家出少女」by タツノコッソ まんがタイムきららMAX 2022年11月号p166 芳文社

 

とかいいつつ、そういう機会…旧友と会う機会が少しずつ、ても確実に減ってきているのも残念ながら現実ではあります。旧友と呼べる人間と最後に会ったのって…もう7~8年前になりますか。学生寮の連中が集まっているところに顔を出したのが最後かもしれません。

久しぶりに会う仲間の、すっかりオッサンになった外見をお互いに笑いながら、そして現在の仕事や家族の話をしながら、この数年~数十年での「変わっているところ」を確認し合い、そしてまた「変わっていないところ」も感じながらのひとときは、本当に楽しいものです。

ワタシの場合、生まれ育った大阪の友人とはほぼ完全に途切れてしまってます。まあ転校も多かったし、いわゆるニュータウンでは人の入れ替わりも多いし、仕方ないと言えば仕方のないことではあります。

若くして亡くなってしまい、もう会えない友人もいます。クサイようですが「あの世でまた会えれば」などと思うのも…年をとったということなんでしょうかね。

 


さておき「しゃちいえ」。最終回。「のほほん日常」のなかに「毒親(?)展開」が忘れたころに乱入する「ふしぎなリアリティ」のある作品です。作品でした。

親の問題が見え隠れするところは、正直読んでいてキツイと感じることもありましたけど、最後に「ちょうどいい距離」に落ち着いているのには、ホントに救われた気持ちです。よかった。

個人的に親との展開での「キーになるキャラ」かと思ってたミユは、そこそこのアクションだけで終わりを迎えてしまいましたが、こうしてみると「近くにいてもユキのためにできることは意外と少なくて、でも大事に思う気持ちはナルさんに負けない」というミユというキャラクターの魅力は、作品を通してあらためて強く感じます。…ミユよだれ(笑)。

今回の最終回3連発の中では一番長く続いてきた作品ですが、やっぱり「日常回と母親回との展開のバランス」からいって、ここらへんで最終回となったのは…良しとしましょう。あ、いや良かったと思うことにします。

作者さんへの「お疲れさまでした&ありがとうございました」とともに、いま感じるのは「タツノコッソさんの連載が始まって終わっても、ゆゆ式はなお淡々と(?)続いている」ことのスゴさです。たぶんタツノコッソさんも感じてらっしゃると思います。