ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

誰かの「言葉」で人生が変わった経験はありますか?

「奥さまは新妻ちゃん」by ルッチーフ まんがタイムきらら 2022年7月号p102 芳文社

 

…人生も後半戦に入ると「いろいろありすぎて」自分に影響を与えた言葉すらあやふやになったりするんですよ<まさにいま経験中

10歳代のときに「人生が変わるほど強烈だった言葉」は、20歳代、30歳代と生きていくうちに「確かに大事な言葉ではあったけど、自分は人生を前に進み続けているので、いまとなっては過去に置いてきた言葉」になってたりします。ええ私の場合は。

ときどき取り出しては、当時を思い出したり、言葉の意味を新たに感じたり、いまはいまで「価値ある言葉」には違いないんですけどね。

人生の大事なシーンに焼き付いている言葉は、その場面では200%のパワーを発揮したんですが、遠く後方に振り返るところまで歩みを進めると「あの輝きは真実としてあったんだけど、いまは遠くから眺める弱い光」になっています。いまの感想はそういうものです。

自分を変えてくれた言葉も大事だけど、変われた自分自身を大事にしていこう。それが大事。

 

 

そして相変わらず良いお話(展開とかストーリーとか)の「新妻ちゃん」。個人的には「加速モード」と「減速(失速)モード」の波を感じるんですけど、それがこの作品の魅力でもあります。

波って「(波頭に)乗っていると、その瞬間ごとの高低は分からない」ですよね。作者さんはそれを上手に使っている気がします。読んでいると半年~1年くらい前からもう一度辿り直したくなりますから。そういう意味では単行本で読む方が分かりやすいけど、あえて本誌の(毎月1話の)ペースで読むのがイイと個人的には思ってます。

ともあれマスターが「あの人」ということが発覚。さて、どうする、レンさん?(キルミー予告風)