ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「上品⇔下品」より「品がある⇔品がない」という表現がスキです。

「もくもく もくのキャン」by 市川ヒロシ まんがタウン 2022年6月号p60 双葉社

 

「ゲヒン」という音にどことなく抵抗がありますし、やはり「品がない」という方がいいんですよね個人的には。あ、あと「品がよい」という言い方はよいと思います。

言い換えると「下品という品は存在しない」とも言えます。「品」すなわち「上品」であって、その「(上)品」がないということです。

単なる言葉遣いといえばそこまでですけど、そういう言い回しにこそ「品のよさ」があらわれるんだろうと思います。

あと「食事の様子にその人の品のよさ」があらわれるのは紛れもなく真実です。育ちのよさと言ってもいいかもしれませんが、必ずしも「育ちがいいから品もいい」とは限らないのが不思議ではあります。まあ大抵は「育ち」と「品」は連動するんですけどね。

箸の使いこなしは大事。上手に箸を使える人は、絶対日頃からそういう躾けを家族から受けてるわけですからね。「あまりこだわり過ぎてもいけない」という人もいますが、食事の様子で幻滅することが私の場合少なくないものですから…あ、いや、私が完璧に品よく食べられるといってるわけではないです。いえホント「品のよさ」のレベルでいえば私はまだまだです。とても偉そうにいえるレベルじゃないです。偉そうに聞こえたらゴメンナサイ(汗)。

 

 

あまり深入りすると馬脚をあらわしそうなので、この辺で「もくキャン」。こういう木野(もくの)さんのような「寡黙でハイパフォーマンスなキャラ」ってイイですよね。女性キャラでは他にいるかな…すぐ思い出せませんが、基本こういうのは男性キャラに多い気がします。

リアルの知り合いでこういうタイプはいます。声は小さいし存在感薄目なのにポテンシャルが高くてね。彼女の結婚披露宴でご両親に会ったとき、やはり同じような感じでした。なるほど家庭環境が品のよい人をつくり、その子どもが品のよさを伝えていくんだなぁと思ったり。

作者さんはもっぱら「食べる系」のマンガ誌でお見掛けするんですが、パチスロ系の雑誌にも描いてるようです。私そっち方面はちょっとアレなので読んでませんが…。

タウンは他に食べる系作品があるので、キャンプ(アウトドア)メインでいくんでしょうねきっと。これまで作者さんので読んだり単行本を買ったりしたのは、すべからく食べる系だったので、この作品がどういう展開をするのか楽しみです。特に原田さんとのからみ方。これってダブル主役ですよね?ダブル主役はイイ作品が多いんですよ(キルミーとか