ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

先輩と後輩が「お互いに相手のことを知る」機会は絶対つくった方がいいです。

「ポンポコタヌキとへっぽこ王子」by 桜Qり まんがタイムきららキャラット 2022年6月号p96 芳文社

 

昨日に続いてまた昔いた寮の話になりますが、こういう感じで「機会」があったので、基本的に全員が「深くは知らないけど話したことはある」という関係をもつことができました。まあ少しは(後輩のときも先輩になってからも)メンドくさいと感じることが無かったとは言いませんけどね。

これもイマドキだと「そういうことを強制するのはよくない」「強制的にやらされるのはイヤだ」という意見が多数を占めるようになるんでしょうか。そしてやらなくなってしまうんでしょうか。そうだとしたら残念です。もったいないです。

私がいた寮では、まず「一芸披露」の行事がありまして、居並ぶ先輩方の前で自己紹介を兼ねて「何か一芸を披露する」ことになります。先輩の側にしてみれば、ただの自己紹介と違って「プロフィールとリンクする一芸」があるので、しっかり後輩一人ひとりの印象をもつことができるんですよね。

次に、後輩は(ちょっと大変だけど)先輩一人ひとりを訪ねて行って、先輩から「課題」をもらってきます。先輩はすぐその場で出来る課題を出してもいいし、ちょっと調べたりしないと出来ない課題を出すこともあります。あまり負担が大きいものは出さないのが暗黙の了解です。

多かった課題はいわゆる「クイズ」とか「なぞなぞ」だったかな。全員に同じ課題を出すヤツもいたし、後輩一人ひとりに別々の課題を用意するのもいました。私もそうです。

課題を出された後輩もまあ大変ですけど、先輩の側も後輩とのコミュニケーションのために有意義な課題を考えたりして、それなりに大変だったと思います。

難しい課題をちゃんとこなしてきた後輩はやっぱりカワイイものです。もちろんできなくても「仕方ないな」というくらいで「できるまでやれ!」ということはありませんでした(少なくとも私の知る範囲では)。

私が印象に残っている後輩は、とあるジャンルの音楽がとてもスキで「けっこう詳しいっスよオレ」みたいなことを言ったので「じゃあ○○というバンドのドラマーが、解散後に□□というアーティストと組んだバンド名は?」と訊いたら分かんなくてね。それから何日か後に「ラクダさん分かりました!△△ですよね!」って…目をキラキラさせて答えに来たんですよ。当時はネットとか一般的じゃなかったので頑張って調べたらしい。何というか…ワンコが「ホメてホメて~!」っていう感じがしてねぇ。

そういう機会がいまはどんどん無くなっていく時代なんでしょうか…スイマセンね年寄りの戯言の連投で(苦笑)。

 

 

そんなわけで「ポコぽこ」。なかなかにクセの強い先輩方が登場です。まあ何度か出てきてはいましたけどね。

タイトルコマの大道具コンビ、いいキャラです。おサルさん担当なんですね。双子キャラとおサルさんキャラの合体って珍しいかもしれません。「アニマエール!(by卯花つかさ)」ではネコキャラが双子でしたっけね。

お約束の「犬猿の仲」としてのワンコキャラもいて、それぞれイイ味出してます。

来月はお休み。次回の合宿ではどんな「新歓」がされるのか楽しみです。あとから合流の「犬猿3人」が何かやらかしそうですな。