ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

ブレーキかけられるとマジでキツイんですよ救急車のストレッチャーで寝てるときはなので救急車はスピード出せないんですよブレーキかけさせないようにハンドル切らせないように周囲が最大限気配りしてあげなきゃなんですよ(早口)

「Dr.こよりの美味カルテ」by 按図よしひろ まんがタイムオリジナル 2022年6月号p47 芳文社

 

動画なんかで絶妙な「救急車進路サポート」をしてるドライバーを見るととてもウレシイですし、反対に「妨害」してるのを見ると悲しみと怒りで「天罰よくだれ!」と思わずにはおれないわけなんですよホント。

たまに「なんであんなトロトロ走ってやがるんだ」という意見を目にするので、この際ここのブログでも書いておきます。Twitterでは何度か書いたはず。

ブレーキをかけることもハンドルを切ることもなければ、きっともっと早く患者を運べる(=スピードを出して走れる)んですけどね。急ブレーキ急ハンドルはときに「早く運ぶより患者へのダメージを与えかねない」ということです。らしいです。てか搬送中に事故なんか起こしたらそれこそ…ねえ?

 

水難事故の現場に居合わせて、救命にあたったことがあります。救急車が来るまで心臓マッサージと人工呼吸(当時はマウスピースを持ち歩いてた)を続けて、全く反応がない被災者を何とか助けたいと思い頑張ったんですが、残念ながら亡くなられました。

救急隊が到着してからの隊員の動きを見ていると、すごく冷静沈着に状況把握と救命対応にあたっていて、でも正直「そんなことより早く病院に運んで!」と思ったのですが、いま思えば「急いては事を仕損じる」ことがないように対処してたんだろうなと思います。

それより自分の救命法がいま思えば不十分だったんじゃないかと、毎年あの事故の季節になると辛い気持ちになります。みなさんもくれぐれも気をつけてください。

 

 

そんなことを思い返しつつの「こよ美味」。えー?次回で最終回なんですか?ちょっと…えー?いい作品なのに。てことは「2乙」ですかマジですか。そんなに評価が伸びなかったのかなぁ。1巻売れなかったのかなぁ。本業のお医者さん業が多忙なのかなぁ。あーいろいろ考えてしまう。

とまれ薬膳料理ってけっこうスキです。ええカレーだけじゃなくてね。多くは中国料理っぽい「漢方フィーチャー」が多いですけど、和食テイストからあまり外れないようにした薬膳もいいものです。

そういえば「ごぼう」って日本ぐらいしか食べないらしいですよ。あれも立派な薬膳食材ですよね。ああいう食文化が日本人の健康長寿に大事な役割を果たしてるんだろうなと思います。

いわゆる山菜もそこまで強くはなくても薬膳の効果がありそうです。あとキノコ類も。そんなに詳しくないので適当なこと言ってますが、個人的にはそんな感触があります。

あーそれにしても次号で最終回ってのは惜しいなぁ。また新たな「医療モノ」でカムバックしてくれることを願っております。