ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

…ときどき文明を憎む人もいますけどね。

らいか・デイズ」by むんこ まんがホーム 2023年7月号p6 芳文社

 

公害の被害を受けた人とか、技術の進歩によって自分の職を奪われた人とか…ああ、あと原発事故で生まれ育った土地から離れざるを得なくなった人もそう感じているかもしれません。いえあくまで推測ですが。

一方で文明のチカラや技術の進歩によって救われた人も、それはそれは大勢いるわけで、やはりプラスマイナスで考えると、いくらかはプラスになっていると思います。

特に医学の進歩は重要だと思いますね。私自身もそうですが、私の子どもは2人とも「医療技術によらないと生まれてこれなかったor生まれても生きられなかった」ものですから、医療技術の進歩に救われていると強く思います。もちろん「それすらも自然淘汰されるべき存在だった」と言われると、反感は持つものの「そういう考え」を頭ごなしに否定はしないですけどね。

最先端の技術が進化し続けるのと同じくらい大事なのが、その技術を「より多くの人々が、より簡単に」使えるようにすること。でも個人的には、そこに「文明のネガ」が現れがちな気もします。んー、いまちょっと具体的にイイのが思い浮かばないんですが、例えば「高齢運転者の事故」とかもそうかも。オートマとかパワステとかが無ければ、たぶん高齢者のうち何割かは「大変だからもうそろそろ…」と思うはず。だから「楽に運転できる」ことがもしかするとアダになっているんじゃないかな…とか思ったり。

まあそれでも自動車メーカーでは、自動ブレーキとか障害物センサーとか「次の手を打つ」わけですから、それもまた技術の恩恵というヤツになるんですよね。

結局「文明は自らの罪を償いながら進歩する」ということなんだと思います。

 

 

ともあれ「らいか」でぃす。最近の小学校でも「写生遠足」みたいなのはやるんですかね。近ごろは「子どもを学校の敷地外になるべく出さない」ような印象があるんですが…気のせい?

いまアレ?っと思って調べたら、過去にこの作品からお借りしたコマで、4回のうち2回に悠美ちゃんが登場してまして、これで3回目。6割バッターですなすごいな(笑)。

キャラ的には基本優しくて小動物ポジションなんですが、たまに今回のような「ヘンな能力?」を発揮するところがスキです。風で飛んできて顔に貼りついた海苔の持ち主が分かるところとか、そのままむぐむぐ食べちゃうところとかね。

さておき、このトビラ絵のらいかちゃん。これ「木枯し紋次郎」なんでしょうけど、イマドキだとどこらへんの世代まで伝わるんでしょうか?紋次郎といえば中村敦夫さんなんですが、全盛期からずいぶん経ちますけど、まだまだ現役なんですよね文筆業とか。すごいなー。