ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

人生を通じて普遍的な何かがあるとすれば、その一つは間違いなく「恋っていいな」だと思います。

「オネェの恋のはじめかた」by 真木たなひ まんがタイムオリジナル 2023年7月号p160 芳文社

 

幼いころには幼いころの、年頃になってからは年頃なりの、そして人生後半には人生後半にしかない「恋っていいな」があるんですよ。ええきっとあるんです。

幼稚園のころの「○○ちゃん好き~」というヤツから始まって、十分に自覚できてなかった小学校のころ、良くも悪くもコントロールがヘタな中高生時代、そして社会人になって「恋の先にあるもの≒結婚」を無視できなくなる時期。それぞれに良い思い出ではあります。

とはいえ、そんなこんなで「結婚」→「子育て」、あるいは「仕事etc.」…つまり「日々精一杯」という「恋どころじゃない生活」がやってくるのも事実。でもそれをくぐり抜けると、またまた良くも悪くも「恋」を意識することになったりするんですよ。

キッカケはだいたいムスメだよね。ちょっとマセてくると「父母のなれそめ」とかにエラく興味を持ちだしてね。んで「釣ったサカナにエサをやらないチチオヤを責める」ルートに行くでしょうな。カミサンと結託して「女性に優しくない男親」のハナシで盛り上がってたりね。…うん知ってるよボク、だって経験者だモン(笑)。

ただそういうことを通じて、ふと付き合いはじめのカミサンのことを思い返したり、いま思えばいろいろあったなぁと…そんなことを考えるのも確かです。

それが理由というわけでもないけど、いつごろからか何年もやってこなかった「バレンタインのお返し」を、今年は久しぶりにやったんです。そうしたらカミサンがミョーに喜んじゃってですね…「あー、やっぱボクこのコがスキで結婚したんだよなー」などと再認識することになりました。まあノロケみたくなってたらゴメンよ。

自分のコトはさておき「恋っていいな」って感じるのは、やっぱり「誰かの恋物語」に触れたときが多いかも。フィクションでもノンフィクションでも、リアルでも創作でも、さわやかでもちょっとドロドロでも、そこにあるのが「恋」ならば、何かしら「人生を幸せに生きるヒント」が含まれている…そんな気がします。気がするだけかもしれませんが、そんな気はします。

 

 

…ハナシがまとまりませんので「オネ恋」。この作品については、毎回いろいろ考えさせられたりするんですが、今回のこのコマのお姉ぇの言葉…これに尽きるかな。

作品を通してときどき出てくる「ネガティブな回想(?)」にちょっと不安感を持ちながらも…結局は「恋っていいな」が軸にあるんでしょうね。だから読後感はいつも良い感触です。そういう意味でとても良い作品だと思います。良い作品です。

しかし風邪で寝込んでて…目が覚めたら好きなコがいたら「ヒュッ」ってなるよね。分かるよ分かる。そして「臭いとかないわよね…!?」こそが大混乱の中でのまさにリアルな思考。風邪ひくと自分で自分のにおいが分からなくなるから不安だよね。分かるよ分かる。

…あ、今回個人的な性癖(?)に刺さったのが「お姉ぇの髪型」だったりします。よくわかんないけど後ろの方で編み上げてあるのかな?ともあれ、首…というか襟あし?うなじ?がキレイに見えるこういう髪型ってステキです。スキです。