ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「紅白まんじゅう」って見なくなりましたよねぇ。

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「紡ぐ乙女と大正の月」by ちうね まんがタイムきららキャラット 2022年5月号p110 芳文社

 

お祝いの行事には付きものだった記憶があるんですが…いまでも配られている地方、あるんでしょうか?まああるとは思いますけど。

小~中学生ころ、学校行事とかでときどきもらってきたことがありました。私も私の親もそれほどスキというわけではなかったんですが、明治生まれの祖母はとても喜んでいた記憶があります。

こんなこと言うと…言いながら寂しいなぁと思うんですが、イマドキ流行らないのかもしれませんね。結婚式の引き出物が「ホーロー鍋セット」などから「カタログギフト」になり、お祝いの料理が「鯛の尾頭付き&赤飯」から「肉料理とケーキ」になってきたわけで、そういう流れで「消えていく文化」のひとつになってしまうんでしょうかねぇ。どことなく寂しいような惜しいような…。

衛生的な方面や栄養学的な方面からしても、紅白まんじゅうはあまりよろしくないのかなぁ。蒸して作られるので数日は日持ちするようですが、一応は「生菓子」になるらしいので食品衛生上の対策も必要かと。そして糖分やカロリーの面からも近年のヘルシー志向からは歓迎されにくいお菓子かも。

ですが「普段は忘れているけど思い出すと郷愁を誘う」ような気もするのが紅白まんじゅうです…あ、ワタシだけですかね(笑)。日常生活ではまず買って食べないお菓子ですし、もらっても狂喜乱舞するような贅沢品ではないんですけど、ついぞお目にかからなくなると「なんかちょっとイイもの」だった感じはあります。勝手ないいぐさですがまた復権してくれませんかね、紅白まんじゅう。

 

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さておき「つむつき」…お、韻を踏んだぞw。

いままでヒトコマお借りすることがなかったのは、キャラや舞台にハマる要素が(個人的に)少なめだったからなんですが、ストーリーとか画とかはハイレベルな作品だと認識してます。てか第1話が面白く感じた割にそのあとが(個人的に)ピンとこなかったというか…。

ともあれ「2乙」を突破して連載が続いているだけのことはあります。作者さんの「お話の展開の上手さ」はさすがです。実力を感じます。

最近「異世界モノ」ばかり目につく(悪いというんじゃないですよ)のですが、この作品は「現世界の異時代(過去)」が舞台になるので、ある意味「時代考証」が繊細…でもときに大胆に改変してるのがすごくイイですね。いえすいませんそれほど詳しくないのでよくわかってません(汗笑

そうそう、この作品の舞台である桜川女学校の建物って「旧制松本高校」がモデルなんですってよ(いまWikiで知った)。ちょっと関わりがあるので親近感がマシますね…あ、いえ旧制高校に通った世代ではないですさすがに。