「ほぐして、癒衣さん。」by ミナミト まんがタイムきらら 2021年10月号p80 芳文社
「別に特別な感情でくっついてるんじゃなくて寒いからくっついているだけ」なんですとさ。え…そんなん絶対ウソやん…と思ったんですが、自分もくっつかれたことがあるんですよ。
大学のゼミみたいなやつの飲み会で、私も同期のその娘もそこそこ酔ってたんですが、店を出てしばらく歩いてたら「いきなり腕を組んできてぎゅっとくっついて」来たんですよね。
オトコならこれを「え…自分に気がある?」と受け取らない訳が無い(ですよね?)のですが、考えてみればいままでにそれっぽい感じも無かったのになぁ…と。
んで次の店に着いたら「あー寒かったねー」だけ言って、いつもの距離感に戻っちゃったんですよ。もちろんその後も翌日以降も「特別な感情がありそうな素振り」など少しもありませんでした。
結論は最初に書いたように「特別な感情じゃなくて寒いからくっついていただけ」だということです。おいソレ変な誤解をされかねないよ…とは思いましたね(言いませんでしたが…)
ずっと忘れてたそんな出来事を思い出させてくれました「癒衣さん」。ヤロー同士では絶対やらないでしょうけど、女性は「寒けりゃそこにある熱源にくっついちゃえ」みたいなところがあるのかもしれません。まぁ女性というのはオトコから見て永遠の謎なんでしょうなぁ。
そういえば、前作「海色マーチ」との大きな違いに「カラーページの色合いの地味さ」があります。でも個人的にはこういう地味なのも悪くないと思います。というか結構スキです。こういうトーンの作品があると1冊の中でのバランスも良くなる気がしますからね。とまれ次回も楽しみです。