「初恋＊れ～るとりっぷ」by 永山ゆうのん まんがタイムきららMAX 2021年8月号 p195 芳文社
以前は「せっかくその部署での仕事に慣れて上手にこなせるようになったところなのにもったいない。なんで数年で異動させるのか。悪習だ！」などと思っていたのですが、とある情報を得てその考えを改めました。
それは「警察署長って２４時間３６５日フル勤務だから、２年以上署長職に就くことはない」というものです。
…あ、正しい情報かどうかはわかりませんよ、念のため。一応警察官の知人から聞いた話なんですけど…。
でもそれを聞いたとき「ああ、部署によっては過酷だったり安楽だったりするから、そのバランスを取るために異動があるんだな」と納得したのを覚えています。
学校の先生も、やたら問題行動の多い生徒ばかりの学校には、そういつまでもいたくないでしょうし、反対にラクで楽しい学校だからといって、ずっとそこに勤務していたのでは不公平でしょうからね。
ともあれ、生徒は高校なら３年で（たまにそれ以上もいるけど）卒業なりで自分のフィールドが変わっていくので「同じところで長期にわたり」という大変さは分からないとは思います。
ちなみに、私は最初の職場以外では異動の経験がありません。とくにいまの仕事では、年中同じメンツで仕事をしているので（定年で抜ける人はいるけど）正直最初は「退屈な職場だなあ」と感じました。いまはもう慣れちゃいましたけどね。
映像プロダクションでの仕事は、大変だったけど「次々と新しい人との関係」が生まれることもあって、いま思えばとても楽しい仕事だったと思います。
やっぱり人生は「人との関わり」が大事なんだろうな…と、そんな気がしています。
さておき「れ～るとりっぷ」。衣装デザイン企画合宿（２人だけど）からのお風呂回。
ぶっちゃけイマドキの自宅風呂って、２人で入るには無理があるのが普通ですが、そこはツッコミどころじゃないので。でも寮とかでもない限り普通はお風呂は…いやそこはスルーすべきですね。
スク水系で肌色成分が多めの作者さんですが、個人的にはそういうところ以外（お話の組み立てやキャラ作りなど）もとてもイイのでスキです。
前作の「みゅ～こん！」はどういうわけか２冊とも電子書籍で買いました。私にしてはとても珍しいことなんですけどね。
「れるとり」もとりあえず３巻までは確実ですが、マニアック成分とそうでない成分の「混ぜ方加減」がとても良い「鉄４コマ」なので、ぜひ長く続けてもらいたいです。
