「こみっくがーるず」by はんざわかおり まんがタイムきららMAX 2021年8月号p21 芳文社
私の場合は「富士山」がそうでした。画像映像では何度も見ていて、10歳代後半では一度「五合目」までバスで行ったはずなんですが、天気が悪くて何にも見えずに帰ってきたんですよ。
それから○十年、今度は家族を連れてマイカーで行きました。天気もとても良くて、遠くに富士山が見えてきて。「ああ、やっぱり写真とかで見たとおりだな」と思いながら運転していたのですが、近付くにつれて「え…なんかすごく大きい?」と。
ふもとまで到達したときには「ヤバイ…なんかコワイぞこの大きさは」と感じたのを覚えています。
考えてみれば、観光がらみの仕事で山の写真は何度も撮っていましたし、映像制作で北アルプスを泊りがけ縦走もしていたので、画像や映像は「収まり切れないリアルをフレームに押し込む(切り取る)」ものだと知っていたはず。なのに「いつも遠くから小さく見えていた富士山」に対しては、その大きさをナメて認識していたのかもしれません。
ともあれ、リアルの情報量が大きいものほど「媒体に載るときは縮小され過ぎて認識を誤りやすい」気はします。なのでリアルにコンタクトすることはとても大事です。…あ、でも私の初富士山みたいに「認識できなかったリアル」もあるので要注意ですが。
さておき「こみが」。あすか先輩はアニメには出てないんですっけね。でも大事なお姉さんキャラだと思います。こういうつーちゃんへのアプローチも、たぶん彼女にしか出来なかったでしょうから。
ストーリーは進んで行くんですが、それぞれの展開が「キャラを大切に」しているところがスキな作品です。それはともかく…虹野センセイ、大丈夫でしょうか(笑)。