ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

「広く浅く」か「狭く深く」か、支持の集め方ってムズカシイですよね。

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「しあわせ鳥見んぐ」by わらびもちきなこ まんがタイムきらら 2021年3月号p80 芳文社

 

個人的には「狭く深い」方向に進みがちです。いえ自分でそう思っているだけかもしれませんけど。

「コアなファン」が悪いとはいいませんが、自分も含めて「対象への過剰な」期待やら要求やら批評やら…そういう方向へ走る人も少なくない気がします。

走りすぎた人でたまに聞くのが「失望しました」言説です。期待と違った方向へのアウトプットを発信されると、コアなファンは許せなくなるんでしょうか。気持ちは分かるんですが、それを発信者のところへ伝えるのってどうなんでしょうね。わざわざね。

でも、リアクションの一つだと受け止められれば…それくらいのメンタルが出来ている発信者なら、きっと「アンチも数のうち」と考えるのかな。それこそ私には分かりませんが。

なんにせよ「この動画が面白い」だけでなくて「この人の発信する動画が面白い」となれば、やっぱり「発信を続けてほしい」と思いますから、何かしらそれにつながることをしたいですよね。TwitterならRTやFavを付けるでしょうし、はてなブログはスターがあります。発信も反応も、一昔前よりけた違いに環境が進歩してるのは確かです。人間がそれについていけてないかも。

4コマも掲載誌にアンケートを出す方法などがあります。私もアレ昔は出してたんですが(プレゼントもいただいたことが何度か)実は最近は出してません(ゴメンナサイ)。基本あの手のアンケートって「人気投票」じゃないですか。それって個人的にやりたくないんですよ。ええ勝手な理屈だとは解ってますけど。

作品ってどれも「作者さんがいっぱいいっぱい考えて、線の一本一本を描いて出来上がっている」と思うと、自分から見れば点数とかABCとかで評価したくないというか…。「みんな100点!」なんて言うとウソっぽいですけど、そういう気持ちで一生懸命読んでます。

 

さておき「鳥見んぐ」。バードウォッチングには10代後半にかなりハマりました。当時はまだペンタックスのMXとかを使ってましたが、無理して300ミリの望遠ズームなんか買ったりして。もちろんサードパーティーです。テフノンだったっけか。

荒砥さんみたいな人が身近にいると、いろいろ直に学べて良かったんでしょうが、私はもっぱら雑誌とかで入れた知識だけでしたので、なかなか上達しませんでした。当時はマニュアルフォーカスが当たり前で、まして露出もMXだとマニュアルしかありません。いま思うと「雑誌に載っているような鳥の写真」が撮れるわきゃないんですけどね。

そういえば、当時「月刊カメラマン」だったかのフォトコンコーナーに、まだ学生だという女の子で、コンタックスの137か139で撮った鳥の写真を投稿して、よく賞をもらってた人がいたんですが、いまどうしているんでしょうね。水鳥が多かった気がしますが、素人目にも「すごいなぁ」と…プロになっているのかなぁ。