「ご注文はうさぎですか?」by Koi まんがタイムきららMAX 2021年3月号p75 芳文社
コミュニケーションのタイプって、3つくらいに分けられる気がします。まず「押してくると押し返す」タイプ。次は「押すと引く、引くと押す」タイプ。そして「相手の動きに合わせない」タイプ。さて、どうでしょうか?
明治初めのことだったと思うのですが、確か「福沢諭吉」のエピソードだった記憶があるのですが、こんな話を読んだことがあります。
道で行き会った見知らぬ人々に、遠くの山を指さして山の名前を尋ねる実験をしたそうです。
まず「すいません、ちょっとお尋ねしたいのですが…」とへりくだるようにして尋ねると、相手は「大きい態度で答えた」らしいのですが、逆に「おい、あの山の名はなんというのだ」と上からの態度で聞くと「はい、○○山と申します」と「へりくだって答えた」といいます。
これはタイプ2の「押すと引く、引くと押す」をあらわしていると思うのですが、日本人のコミュニケーションって、案外このスタイルが文化的にしみついているのかなぁと感じるエピソードです。
私なぞ「丁寧に尋ねられたら丁寧に」返すものだという気もするのですが、当時は江戸時代のからの身分階級制がまだまだ引きずっていたからなのかもしれませんね。
残り2タイプのエピソードを取り上げるのは見合わせますが(そもそも良い事例がない)、おそらくこの3タイプの対応を「上手に使い分けられる」のが良いのかな。んー、でも「相手を見て変える」ということに、個人的にはいくらかの違和感も感じるので、正解があるようなないような…ということで。
久しぶりにヒトコマ借りる「ごちうさ」。旅行先のキャラが木組みの街にやってきて、展開的にはおもしろくなってます。ただやっぱり主軸はいつもの「5人+マメ」ですね。特に「チノリゼココア」は3~5番打者だなぁと感じます。
最初のころのチノのキャラを思うと、ここまで連載が続いてくれて、成長した様子を読めるのがしみじみうれしいな。
実はアニメ3期って腰を据えて観てないのですが、いろいろ余裕が出来たらまとめて観れたらいいなと思います。しかし「TVアニメ×3」に劇場版までできるコンテンツになろうとは、最初は考えもしなかったですね。
ただ、この「ごちうさ」もそうなんですが、アニメ化に合わせて「ラジオ」があって、それが面白かったのは確かです。ああいうところが「愛されるコンテンツ」につながったのかもしれないです。うん、ラジオ大事。んでラジオでのあやねるが最強(笑)。