「それでは、ステキなセッションを。」by 福きつね まんがタイムきらら 2022年6月号p103 芳文社
自分で言うのも何なんですが、幼稚園時代のおよそ2年間習っていたピアノが、私の音楽的バックボーンになるわけで、おかげさまでそこを起点にいろんな楽器ができるようになってます。いやホントに。
ピアノというと堅苦しいクラシック音楽をイメージしがちですが(実際そういう面もあるけど)、やはり「1オクターブ12音」と「ポリフォニック(複音)」を感覚に浸み込ませるにはとても良い楽器であることは間違いないです。あと「楽譜を読む」ことが自然に身につきますよね、ピアノを習うと。
楽譜を読んだり楽器を弾いたり…そういうのって外国語の習得と同じで「基本の理解」のために「習う」ことと、「身体に覚えさせる」ために「習うより慣れろ」なことがあると思います。小さいころにピアノを習うと、たぶんその両方が手に入るんじゃないかな。
あと「絶対音感」もしくはそれに近い音感が、ほぼもれなくついてくるはずです。私も「絶対音感ではないけどそこそこな音感」が身についてると思います。それもピアノのおかげですね。何だろう…「響き」で音程がわかるというかねそういう感じです。
そしてピアノ女子だったしきちゃんと是沢ちゃんの出会いが描かれた今回の「それすて」。なかなかに興味深いお話でした。まさか是沢ちゃんの楽器がしきパパのだったとは…でも楽器ってそういう「流れ流れて誰かの手元に」ってのがよくある気もします。
ってことはモノホンのフェンダー製でもしかするとケッコウなヴィンテージなんでしょうかね。そうだとすれば、是沢ちゃんは最初からイイ楽器でベースを始められて良かったと思います。安物の音程やらいろいろアヤシイので始めてもいいコト無いですからね。
さて、ちょっと昔話になったところで、次回はどういう方向に展開しますかね。本格的に2人がバンドを組むなら、ここらへんで新キャラが登場しそうな予感があります。楽しみです。