「秘密のお姉さん養成ノート」by トフ子 まんがタイム 2021年8月号p152 芳文社
親にしてみれば「目の届かない秘密基地にこもってる子ども」はイヤでしょうね。ええ私もそうでしたから。
でも、親の目が行き届く範囲だけで成長した子どもは、なんというか「助け舟をいつもどこかで期待している」気がします。いい面もありますよ、念のため。
子どもが道で転んだとき、親と一緒だと大声で泣いて、助け起こされても抱っこしてもらってもいつまでも「痛い痛い」と騒ぐけど、一人きりだと「痛そうにしてても泣くのを我慢して立ち上がって歩き出す」らしいです。いえ私がその両方をつぶさに見たわけではないので断言はできませんが…。
なので「転ぶ機会」「そのとき親がいない機会」「自分で起き上がってまた歩き出す機会」を、親がいつもくっついていると奪っちゃうんですよ、その大事な「機会」をね。
あーでも親として「一度の転倒が一生のマイナス」になるんじゃないかと心配しちゃう、その気持ちもとても分かります。「いつもなら何でもないことだったのに、そのときに限って子どもひとりで…」というアクシデント、怖いですからね。
まぁ結論を出すハナシではありませんが、前にも書いたように「鍛えどき」「庇いどき」を間違えないようにしなくては。んで、子どもの時期は「鍛えどき」が多いということも忘れないようにね。
ともあれ「お姉養成」。すずらんちゃんinひみつきちテント、いとかわゆし。
そしてあの「キレーなオネーさんのお部屋はいいにおい」なのはなんなんでしょうね。たぶん相当いろいろ手間ヒマお金をかけてるんじゃないかと思うんです。ちなみに「女子の部屋」に入る機会は学生の頃に何度かあったのですが、ヘンなにおいのコはいませんでした。それどころか私が上がりこんで空気を悪くしてるんじゃないかと気が気でなかったです。
あと「プレゼントをちゃんと使ってくれてる」のってウレシイですよね。そういう人ってプレゼントを受け取るときもお礼のときも、とてもイイ感じのアクションをしてくれると思います。