ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

もう少しフルいと「アッと驚くタメゴロー」になるんでしょうかねー。

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「正義ノ花道」by ウロ まんがタイムきららCarat 2018年8月号 p123 芳文社

 

個人的に違和感を感じないところは、もういつの時代というには古いということで、すっかりオヤジな自分を再認識せざるを得ません。ビックリぽんです(笑)。

コトバのリズムでこれに近くてスキなのは「エッチ!スケッチ!ワンタッチ!!」です。確信は無いんですが、おそらくグリコのワンタッチカレーが発売された当時に流行りだしたのではないかと思います。えーっと、何年前だ(汗)。

そのむかし(昔話ばっかりだなオイ)、少年チャンピオンに「マカロニほうれん荘」というギャグマンガがありまして、そこでルミちゃんというキャラが「エッチ!スケッチ!ワンタッチ!!」と叫びながらピコピコハンマーで殴打するシーンが脳裏に焼き付いて離れないのです。「たまりませんわ」(笑)。

 

そんなこんなで8月には単行本も発売される本作ですが、最初のうち感じた前作「ぱわーおぶすまいる。」とのギャップもだんだんなくなって(というか別作品との認識に脳が追いついた)、今後の展開が楽しみな作品であります。でもぱわー~の続編も描いてほしい。

さておき、カエデくんが実はホントにオンナノコだったというオチはないのでしょうか。はがないの幸村みたいなのをちょっぴり期待してたりするんですけど。

その場にいない人の「悪口と噂」が出ない飲み会は、正直「稀」ですよね。特に職場関係では皆無かと。

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「ケムリが目にしみる」by 飯田ヨネ まんがタイムオリジナル 2018年8月号 p52 芳文社

 

ただ多少の地域性はあるかと思います。関西方面では「そんな話やめえや。サケが不味なるやん」と、飲み会での悪口をヤンワリ(?)たしなめる雰囲気がありました。あ、本気でイヤな「上司」の悪口は言ってたかな。でも同僚間では「言いたいことは本人に言え」という…全部ではありませんが。

あとやっぱイナカはやや陰湿だったかもです。いいところも多かったのですが、ゲンナリさせられることもケッコウありましたね。いやそれを差し引いてもイイところだったとは思いますけど。

最近は飲み会自体が激減してますよね。アルハラが問題になったり、そもそもフトコロ事情が芳しくなくて…。私自身はアルコール類を飲まないので「付き合いウーロン」の機会が減ること自体は歓迎です。

 

さて「タバコ女子」が主役の本作。んー、どちらかというと女性の喫煙は賛成しかねますが、そもそもタバコって酒に比べるとまだ周囲への影響はマシではないかと。酔ってクダをまくようなことは、タバコではありませんからね。と言っても副流煙は問題だと思うので、喫煙所なりにコモって喫ってさえもらえれば。

一昔前に比べて、喫煙マナーはケタちがいに向上してますし、やめられない女子がバレないように喫っているのはユルシてあげたいと、個人的には思います。「ヒくわー」「マジかー」は言わないであげたい。

「頑張りを見せるのはダサい」という美学をもっている男性は、近年めっきり減ってきたような気がします。

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「ひとりで飲めるもん!」by コナリミサト まんがタイムオリジナル 2018年8月号 p44 芳文社

 

ちょっとニュアンスは違いますが「武士は食わねど高楊枝」というように、実情をさらけ出さずにおくことも、ある意味「美学」と言えるかと。

要は「大人は大人らしく、いろいろを隠して抑えてさらけ出さない」というヤツです。多分昭和の人間にはある程度染みついている美学なんでしょうけど、いまの社会ではあまり評価されませんよね。

個人的には同感・共感できるこれらの「美学」ですが、正直いまの時代・社会にそぐわない点も多いと思います。できれば世の中みんなが「大人らしい大人社会」を作っていければよいのですが、いまはそうじゃない。そこで自分だけがんばってみても、かえって周囲に迷惑をかける場合だってあります。だから自ら「ガキっぽい大人」にレベルダウンしてお付き合いしていくのも仕方ないのではないでしょうか。

 

さておき、作者のファンとして4コマ誌での連載はありがたいものです。個人的には稀代の名作(オーバーですかね)の「珈琲いかがでしょう」などは、もっと知られてよいと思うのですが。この朝丘類次というキャラは、ちょっと青山がかぶって見えます。

ボールペン型カメラとかもですが、相手に気取られず記録を残すグッズに、個人的になぜか昔からとても心惹かれるのですよね。

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キルミーベイベー」by カヅホ まんがタイムきららCarat 2018年8月号 p20 芳文社

 

念のため言っておきますが、盗撮系が趣味という人間ではありませんよ。念のため。

単に「記録マニア」的なヤツでして、職場なんかの団体旅行では、人一倍写真を撮りまくる輩ではあります。ムカシ映像の仕事をしてたからでもあるのですが、記録担当を任ぜられる場合も結構あります。で、やはりあとから喜んでもらえる記録を残すには「とにかく撮って(録って)ないとどうにもならない」ということ。だからテープ媒体のころは10本入の箱単位で買っていました。

ただ、相手が「撮られているっ(意識)!」という画より、カメラに気付かない方が良い表情が取れる場合は多いです。たまに本人に「なにその盗撮!」って怒られたりしますが、周りが「いー写真じゃん(笑)」ととりなしてくれるのがほとんどですね。

 

あと会議とかの音声記録にはかなりこだわります。ちゃんと録音できてないといけないのでメインのレコーダー以外に必ず2台、計3台以上で収録するように…場合によってはカメラも据えたりね。打ち合わせにもICレコーダーは必需品です、あとあとのトラブルを防止するために。大抵の相手は発言が慎重になりますから。

 

さておきキルミー(笑)。単行本も2桁巻確実な安定作品ですが、やはりアニメ化のチカラが大きかったとは思います。あとCVがあのコンビだったからってのもね。主役バリバリのトップランナー声優というより、主役もやるけど実力のあるナンバー2的な雰囲気を2人ともから感じます。それとEXPOの音楽も。

そういういろいろがインプットされていると、毎号読むたび「またアニメ見たいなー、2期やんないかなー」と思わずにはいられないのです。

昔むかし、ノートのコレクターだったころ、某ダーティペアというアニメのそれを見られたとき「しまっ…!!」となりましたね。

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「おちこぼれフルーツタルト」by 浜弓場 双 まんがタイムきららCarat 2018年8月号 p46 芳文社

 

べつにアニキャラのを集めてたわけじゃないんですが、よく買いに行ってた文房具店の雑貨コーナーのノートの棚にあって、かなりシブめのデザインでカッコイイかなって思って…。とかなんとか言い訳したものの、相当ハズかしかったことは覚えています。

さておき、基本「1日1+αページ」の日記帳として使用(消費)していたので、ちょっと興味をひかれたノートは片っ端から買い集めていました。大体いつも50冊程度は手元にあった記憶があります。コレクションを始めて気付いたのは「一度買い逃したノートはもう手に入らない」可能性が高いという事実。コクヨとか文具ノートの定番品と違って、雑貨系ノートは流行もあり「廃版ノートの再生産はほとんどない」んですよね。

 

ハナヤマタ」は4コマ形式じゃなかったので、特に感じることは無かったのですが、本作は4コマの小さな定型枠にケッコウ細かい描写が圧し込まれているなぁ…と。いえ決して悪いわけではないのですが、目に負担がくるというか…なので実はスキャンしてタブレットで読むほうが楽なので、そうして読んでたりします。

あと申し訳ないとは思うのですが、作者さんの名前の読み方を「はまゆば ふた」と間違えて覚えてしまい、なかなか抜けません。正しくは「はまゆみば そう」ですって。私自身も読み方を間違えられやすい名前で苦労したので、作者さんにいやホント申し訳ないなぁと思う次第です。

山に近いところに住んでいたころは、ただてくてく登って紅茶を飲んで物思いに耽ってまた帰ってくるという「趣味」を持ってましたねー。

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「ツーリンガール!」by 凪水そう まんがライフMOMO 2018年8月号 p55 竹書房

 

自分で担いで(と言ってもちょっと大振りのウエストバッグでしたが)いくわけで、当然なるべく軽く小さい装備でした。ストーブはエスビット、カップはシェラカップ、水は現地調達だったり。砂糖は入れないことがほとんどでしたが、ごくたまに何かでとっておいたスティックシュガーを使ったり。

正直に言って、ちょっと自分に酔っていたものですから(笑)、いま考えるとそれほどモーレツに楽しかったわけでもありません。ただ「何か思いもよらない」出来事や思い付きや…あるいは出会いがあれば、と期待する気持ちはちょっぴりあったはず。…いえ、特に何もなかったんですけどね。

そういえばあのころは「ブラス製のシェラカップ」が欲しかった。商品としてあるとは思うのですが、見つけられませんでしたね。

 

父の乗っていた原付を借りて、単独事故で廃車にして以来、バイクからはしばらく離れていました。いっとき「おっさんバイク」の代名詞だったホークⅡにも乗りましたが。一番思い出にあるバイクはやっぱ原付ですがヤマハのDT50です。普通免許を取るために、片道45キロほどの距離を頻繁に走って自動車学校に通ったのは、いまとなればイイ思い出です。トラックがやたらトバす夜間の国道はホントにコワかったですが…。

 

さてさて、本作品もメデタく本格連載となりましたね。のほほん系バイクまんがは昔から大スキです。長く続いてほしいですね…いや、きっと続くでしょう!

…っと、そういえば「バイキッズ!」を描いてた神塚ときお氏ってどうしてるのかな?と検索したら、どうもパーキンソン病で執筆はお休み中らしいです。ちょっとショックですが、ぜひとも善くなってもらいたい。あの明るいキャラにまた会いたい。快癒祈願します。

焼畑サイクルの長短の感じ方って、供給者側と消費者側ではまるっきり違うのでしょうね。

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「ライター×ライター」by 深見真×コト まんがタイムきららフォワード 2018年8月号 p208 芳文社

 

フランス料理のコースでいうなら、若くて健啖で飢えてて貪り食う人間にとっては「料理の出てくる間隔が長くてまだるっこしい」と感じるでしょうが、高齢で小食で一口ひと口味わって食べる人間には「もっと落ち着いて食べられるようにゆっくり出してほしい」と感じるようなもので…。

ラノベってそういう意味では「若者向け」な消費サイクルなんですよ。何より「ハードカバー」で発行されない、ほとんどが「文庫本」であるのがその証拠だと思うのです。歳を取ると文庫本ってあまり積極的に読みたくないというか…同じ内容ならハードカバーの方が読みごたえというか味わいが深くなる気がしています。「文庫本オンリー」というラノベの売り方自体、もう完全にターゲット層が決まっている気がします。

ともあれ、個人的に芳文社は雑誌もコミックスも「紙質」と「印刷」が他社より良いところがスキです。スキャンにかけるとよくわかるのですが、紙面が滑らかで裏うつりも少なくて、スキャンデータのゴミ取りも他社の雑誌に比べてかなり楽です。コミックスは必然的に初出掲載誌よりサイズが小さくなるのですが、紙も印刷も雑誌よりケタ違いに良いので比較的満足できます。ただ初出でカラーだったのがモノクロになっちゃう(「GA」を除いて)のはホント残念なんですよね…。

 

さておき、本作品はいろんな意味で「ネタに取り上げたい内容が多い」ところがスゴイと思います。メディアをスコープにして「いまのボクらの消費スタイルってどうよ?」って問いかけられている気になりますね。消費者側もビジネスを優先しすぎないようにしたいものです。