イマドキの若い世代には「メイド喫茶」は特別でも何でもないんでしょうねぇ。

「ちみどろアイスクリーム」by 北斗すい まんがタイムきらら 2024年8月号p40 芳文社

 

ワタシらの世代…というと主語がデカイと叱られそうですけど、いわゆる「コスプレ系」の接客をするお店がまだ登場してなかったころに青春時代(死語?)をおくっているものですから、どうしても「よくわかんなくて近寄るのに抵抗がある」のが正直なところです。

ワタシは入ったことないんですよね>メイド喫茶。さすがにこのトシでそういうところへ一人で行く勇気は持ち合わせていません。ただ、ワタシのようにメイド喫茶の類を「特別で敷居の高い店」と感じるのは、もはや「古い世代」なのかもなぁ、と思うこともあります。いや実際古い世代ですけどね。

あと、これもジジイの偏見なんでしょうけど、やっぱり「風営法がからむ」ようなイメージがついちゃってますね。コンカフェとか、たまにネット上でキャストさんの写真なんか見ると…ゴメンよ風俗店のパネル(宣材)写真に見えちゃうんだわ(小声)。ええ偏見なんでしょうけどね。

ともあれ、メイドさんといえばメイド服なんですが、メイド喫茶あたりのデフォだとパステルカラーでミニスカで…というのがアタリマエ。今回のヒトコマのような衣装がフツーに受け入れられてます。でも…でもワタシなんかはやっぱ「ポン子(「ぽんこつポン子」)」や「まほろ(「まほろまてぃっく」)」さんのような地味目でレトロちっくなメイド服が好ましく感じられるんです。いいよね、レトロなメイドさん

 

 

そんなワタシの趣味趣向についてはさておき…おや、これが初のヒトコマお借りしますになるんですねの「ちみどろ」。タイトルが「血みどろ」じゃないところがキモです、キモだと思います。

一応作者さんのX(旧Twitter)はケッコウ前からフォローしてまして、まだ当時は編集さんだったんですが、気付けばしっかり漫画家さんです。画柄とかかなり好みです。

前にも書いたけど、ワタシ自身あまりホラーっぽいのは苦手なんですが、こちらの作品はギリセーフ…ええ相当ギリギリですけども。なんだろう、雰囲気がなじみやすいというか(たまにキツいコマもありますけど)総体としてイイ感触です。4コマならではの感触がプラスに作用してます。

さてさて、学園モノにはつきものの「文化祭」。今回、出し物決めと準備までですでにゾンビってるのに…次回、当日はどうなるのかなー?