ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

弟がいましたが「年子」だったので「おさがりをあげること」はなかったんですよね。

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「ぎんしお少々」by 若鶏にこみ まんがタイムきらら 2021年10月号p124 芳文社

 

兄弟姉妹の「上の兄姉」は子どものころから新品を買ってもらえてるから、大人になっても「新品じゃないとヤダ」という人が多いのかな。まあ「下の弟妹でおさがりばっかりだったから新品が欲しい」という人もいるんでしょうけど。

私は長男なのに「中古好き」な性格です。前に書いたように「新品の自転車を盗まれる」というトラウマも原因なのは確かですが、もう一つ「父のおさがり」をもらう機会が多かったのも理由のひとつだと思ってます。

「○○が要る?しゃあないしばらくこれ使ことけ」と父の使い古しを借りてその場をしのぐことが多かった気がします。で、結局それで済ませてしまって…(笑)。

なので弟の方が「自分用の新品」を買ってもらっていたような覚えがあるんですよね。いえまあたぶんそれほど頻繁にあることじゃなかったのだろうとは思うのですが、そういう「兄が親のお古なのに弟が新品…」という経験が印象に残りすぎて…ねぇ?

でもいま考えるといいこともあったんですよ。ラジカセが欲しかったとき、弟は普通のラジカセの新品だったのですが、私は「父のお古のオープンリール」を譲り受けました。正直「これテープの入手が大変だ(高い)なぁ」という不満もありましたが、結果的にメカや音楽面でとてもいい勉強をすることになったんですよね。

おさがりでも「モノが良ければOK」という考え方ですね。なお私の息子は新品がイイというタイプです。ノート型の高性能ワークステーションを譲ってやろうとしたら「大きくて重い」と不平を言って、結局軽いノートPCを買わされましたよ(苦笑)。

 

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ともあれなかなかに「微妙な姉妹関係」が描かれてる「ぎんしお」。年がある程度離れていても、反対に同じ日に生まれた双子でも、兄弟姉妹はそれぞれに「他人とでは構築し得ない関係」があるものです。

考えすぎるタイプのしろとまほろには、個人的に感情移入しやすい気がします。でも同時に「すずやもゆる(タイプの人間)がこう考えているのを、自分は理解しようとしてるだろうか」と考えたりもします。ポジショントークではありませんが、自分のホンネが自分でも見えなくなりがちなのだ兄姉の弱点なのかなと思ったり(すずは…姉だっけ)

あと、しっかり読んでなかったのがバレますが、もゆるのカメラっていわゆる「トイカメラ」だったんですね。てっきり「往年のレトロカメラ」だと思い込んでました。

まぁオッサンはついつい変なコダワリ(苦笑)に走ってしまうのですが…イマドキのカメラ女子らしくてよろしいかと思いますよ>トイカメラ