「打ち明けごとジレンマ」by 妄想 まんがタイムきらら 2021年3月号p133 芳文社
そうだなぁ、面白くて覚えてるのは「どうもありがとすんだし」とか(笑)。
まあたぶん「どうもありがとうございました」という意味の表現をしようとして、何か変わった「気の利いた言い回し」を探した結果、どこかの文章からヘンな切り取り&繋ぎ付けをしたのでしょうね。
語彙とか言葉選びとかは「一朝一夕には身につかない」ものですから、そういうところに「教養」というヤツが現れるような気がします。
私も大学で外国語(ドイツ語)を専攻していたので「ヘンなドイツ作文」はきっと山のように作ってきたはず。語学というのは「生きた学問」だとホント思います。
現在のドイツ語も、時代の流れでどんどん新しい表現(≒流行の言い回し)があるんでしょうが、日本人がそれを研究するというのはあまりにもムズカシイ。なので独文独語の研究は、やれ「ミンネザング」だの「18~19世紀哲学」に偏りがちなのかも。
そういう私も、ヴァーグナーをはじめとする「楽劇」や「歌劇」という、もう「固定されてしまっているドイツ語表現」しか研究対象に選べませんでした。ええ、もちろんスキでしたしね、ヴァーグナー。
なんにせよ、脳内では原則「母国語で考える」わけですから、おそらく「能力≒脳力≒言語力」なんだろうなとは思います。なので「読む」「書く」が大事なんでしょうね。
さておき「とジレンマ」。だめだイイ略が思い浮かばない。
1ページ目だけコマ割りが違いますが(正確には最後2ページも)、実にオーソドックスなきらら風味の作品です。日常系です。日常系は基本スキです。
身バレもかなりダメージですが、自分の「妄想の創造スタイル」も、できれば「さらしてもいいくらいの完成度」に到達するまでは伏せておきたいかも。ええ個人的には。
作者さん、どうしてこういうPNを付けたか分かりませんが…プロフィールか何かないかなと検索しても、この単語じゃ見つけようがないです(笑)。いろいろ引っ掛かりすぎて。あ、そういう意図なのかな?
とりあえず2話ゲストの1話目。どういうふうに2話目にもっていくんでしょうか。やんわり注目してます。