「菓子男リノベーション」by 胡桃ちの まんがホーム 2021年2月号p86 芳文社
ごく稀に「ゆっくり食べるうちに味が良い方向に変わる」という料理もあるようですが…どうなんでしょうかね。ホントかな。
私は「食卓に供されたときが一番美味しい(はず)」という考え方をしてますので、やはり一秒でも早く食べるのがよろしいかと。
前にも書いたかもですが、出前の寿司が「ワサビ効き過ぎ」なことがあるように、その場ですぐ食べてもらえる状況で供することができないとなれば、やはり「食の安全」に配慮が必要でしょうし、結果「美味がスポイルされる」ことになる気がします。
そんな言い訳をしてもいけませんが、食べるのは早いです。作った人に「手間の掛け甲斐がないなぁ」と言われるくらい。でも自分ではしっかり味わっているつもりです。つもりじゃだめかな。
ステーキは出てきたらまずそのまま一切れ食べます。10秒以内に一切れ。一番端を食べるときもありますけど、大抵は「左から1/3」くらいのところから一切れ切り出して食べることにしています。
ちゃんとした(?)ステーキ屋だと、その辺りが一番「良い状態に焼けている(火が入っている)」ように思えるんですよね。言い方を変えると「一番焼けていない(肉の熱変化が少ない)」ところになります。たぶんそこが一番ウマいです、経験上。
良いステーキ屋は「脂身は少なめで、かつ皿の右奥側にくるように」供されていて、好みにも寄りますが、箸休め的に「付け合わせの野菜と一緒に」食べられるように気配りされている。そんな気がします。気のせいかもですが。
ああ、なんか「菓子男」のコマなのにニクバナシになってましたね。相変わらず作者さんの「味付け」は見事です。増える登場人物が、それぞれ「出番」と「役割」をきっちりわきまえているので、展開を上手にリードしていってますよね。
オトナの男女が「パンチdeデート」(≒一目会ったその日から)するのってよくあること…かどうかはおいといて、誰でも程度の差こそあれ「するのスキ🎵」だし「しよ❤️」となるのが不正解とも言えない。バツイチ同士ってそうなりやすいだろうなぁ。
そういうことをサラッと描いているのは何気にスゴいかもね。だってほら、これまんが「ホーム」だしww