ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

ロック系でレギュラーグリップって、個人的にスキなドラマーが多いです。

「それでは、ステキなセッションを。」by 福きつね まんがタイムきらら 2023年8月号p164 芳文社

 

まずは言うまでもなくあのコージー・パウエル。もろハードロックドラマーなのにレギュラーグリップ。ああいうところが「リーゼントにアロハ」のグラハム・ボネットと相性が良かった要因なのかなと思ったり。いえ根拠はないですけど。

そしてローリング・ストーンズチャーリー・ワッツ。グリップはもちろん、ドラムセットのスタイルもロックというよりジャズ寄りでしたね。

ジャズ寄りというよりジャズの人という認識が一般的ですが、実はロック系でも活躍しているスティーヴ・ガッド。この人の演奏スタイルにはすごく影響されました。

…あ、レギュラーグリップってのは「左手のスティックを腕に対して横向きに」持つヤツなんですが、説明しにくいのでググっていただければ幸いです。

で、今回のヒトコマ…てか6月号で登場したときからレギュラースタイルが描かれていたカンナさん。ここでこういうキャラにレギュラーグリップさせるところが…そしてそれをしっかり分かるように描くところが、この作品のスゴイなぁと思うところなのです。

前述3人のウチで、スティーヴ・ガッドについては、水商売バイトで雰囲気つくりで流れていた映像に演奏が映っていて、何度も何度も観て研究しましたっけね。いえいえ、お客さんがいなくてヒマなときとかだけですよもちろん。

映像の中で、演奏しながらスティックをクルリッと回して持ち方を変えるシーンがありまして、そこに「ヤベェ…カッコよすぎる!」と感動したワタシは、その後しばらく猛特訓に励み「マッチドグリップ⇔レギュラーグリップ」の回転持ち替えを取得したんですよ一応。

ただ、実際に本番でやるにはリスクがデカすぎてねぇ(笑)。それでなくてもよくスティックを落としたり投げたりしがちでしたので…。

あーあの頃は「カッコイイ!オレもやりたい!!」ってのがいっぱいあって、いろいろ挑戦してたなぁ(笑)。

 

 

さておき「それステ」。レギュラーグリップといい「音が大砲みたい」といい、このキャラにはきっとコージー・パウエル要素が内包されてるんじゃないかと思ってます。個人的解釈です。

カンナさんに「べーすんちゅ」と認められた是ちゃん。いよいよ次回はシギーさまとのセッション、しかもライブのアンコールでぶっつけステージという…これは見ものだ。