「それでは、ステキなセッションを。」by 福きつね まんがタイムきらら 2021年12月号p118 芳文社
「悪魔と契約」というイメージでは、ここで指しているであろうロバート・ジョンソンが一番有名なんでしょう。個人的にはヴァイオリニストのニコロ・パガニーニの方がしっくりくるんですが。
エリック・クラプトンのファンだったので、そこから「クロスロード→ロバート・ジョンソン」に遡っていったクチなんですが、数少ない「本人のものだと言われる録音」を聞いた範囲では、あまりピンとこなかったのも事実です。いえ別に貶めようとかそういう意図ではなく正直な感想というかね…。
あの「クロスロード(・ブルース)」という曲は、もしかするとバンドで演奏するときの「ベースのフレーズ」が「悪魔的に惹きつけられる」のかもしれません。クリームのジャック・ブルースもそうですが、クラプトンの歴代ベーシストそれぞれが「妙に惹きつけられるベースライン」を作ってますから。個人的にはやはりネイザン・イーストのプレイがスキです。
でもね、言うまでもなく真実は「本人の血のにじむような努力」が開花したのであって、悪魔との契約で得たテクではない。そう思います。もちろん才能もあったのでしょうけど、努力という「水」とか「肥料」とか無しには、超絶テクという大輪の花にはならなかったはずですから。
ともあれ「それステ」。「演奏が噛み合ったときの気持ちよさ」…メチャ分かるヤツです。ホントにそのために音楽をやっていると言ってもいいくらいですよ。え?一人のときは?…脳内の自分の理想の演奏と噛み合ったときに決まってるじゃないですか(ドヤ
作品自体は思ったよりファンタジー要素が攻めてきてますが、基本的な「音楽の楽しさ」が軸にあるのでそれほど気になりませんね。いえファンタジーが悪いのではなく現実離れした音楽マンガは醒めちゃうことがあるものですから(すでに現実離れ
3回連続ゲストとのことなので次回で一区切り。これはゼヒ連載化してほしいなぁ。てかフォワードの方で引き継いでくれるとイイ感じに展開しそうな気がしてます。