「2年B組オネェ先生」by 高瀬雛 まんがホーム 2021年2月号p111 芳文社
むかし「河内のオッサンの唄」という歌があったんですが…もう知らない人の方が多いかな。
とにかく「口の悪い河内のオッサンのしゃべり」が歌詞なので、接頭語・接尾語のように「ワレ」「オンドレ」「何さらしとんど」が出てくるんですが、確かに「そこまでではないけどそんな感じ」のリアル河内オッサンネイティブが再現されてましたね。
ついでにもうひとつ、マンガから「嗚呼!!花の応援団」も、登場人物いずれも「ボケ」「イモ」「ダボ」など「口汚く罵る」コトバを使っていた気がします。
多少の誇張はありますが、やはり「息を吐くように(他の地域の人が聞くと)品のない言葉」が出てくるのは、大阪人の特性かもしれません。いえ私が生まれ育った当時の大阪がそうだったはずだというだけで、いまはいくらかマシかもですが。
それはさておき「オネェ先生」。斉藤先生の「内心の声」は、先生だと「あるある」なんでしょうね。接尾語はアレですが。
気が付くともう次回が最終回。キレイ目な画と心理描写の上手さは、かなり良かったと思います。ワイドのコマ使いもイイ感じ。サザエさん時空でないので、物語が進行すれば自然とここらで最終回になるんでしょう。次回作に期待ですね。