ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

手合わせでどれほど「今度という今度はヤバイ!」と思っていても、本番の御神前で神楽を舞うときには「脳内まっしろ」「頭ふわふわ」のまま何とか上手くできちゃうんですよホントに。

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「かぐらまいまい!」by あひる まんがタイムきららCarat 2019年1月号 p149 芳文社

 

別に神職でもないのですが、一応地元の神社(?)で御神楽に関わってたりします。舞える神楽は…5座(5種類)だけですが。

「ヤローの舞なんて見たくもない」人も多いでしょうが、もし機会があったら男性の神楽も見てみると面白いと思いますよ。いまどきネットで調べるといくらでも出てきますし。実際現地で見られればなお良しです。迫力を感じられます。

もちろん巫女さんの舞はステキですが、動きのバリエーションもそう多くありませんし、「御神楽趣味」に沼があるとしたら、おそらく男の舞じゃないかなと。

で、ほぼすべての舞に「回転動作」があるのですが、これがまた「普段の生活での回転動作」とちがって「目線をキョロキョロ動かさないように」しないと美しくないので、最初のうちはケッコウ難しかったりします。人間、無意識のうちに「回転する方向に顔や目を向けて」しまうので…いや実際そうしないと身体のバランスをとるのって大変なんですよホント。

 

そんなわけで本作。このコマの「ふわふわ」「くるくる」は、舞手には舞っているときにリアルに感じる表現です。D☆V4コマなので、本格的な神楽鑑賞マニア(いるのか?)の人の批評家視点からだといろいろもの足りない点もあるかもですが、とりあえず鈴緒がちゃんと五色なだけでも「読んでて萎えない」のでよろしいかと個人的には思います。ともあれ、後編が楽しみです。

 

話は変わりますが、何となくですが最近きらら系の「紙質低下」を感じるのです…私の気のせい?いえ気のせいならいいんですよ別に。

こういう「ウエストを絞ったときにできる服のシワ」にフェチを感じるのは私ぐらいでしょうか(笑)?

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「泉さんは未亡人ですし…」by 板倉梓 まんがライフSTORIA vol.33 p64 竹書房

 

「服のシワにこだわるマンガ家さん」といえば、個人的にはきたがわ翔先生が筆頭なのですが、そこまで細部にわたってリアルでなくても、こういう「パーツの描き込み」だけでも、十分ヨダレが出そうになるんです…あぁ!ヤバイ奴じゃないです!一般人です普通人ですからっっ(汗)!

以前に胸のデカい云々とブログに書いたことがあったと思いますが、別に巨乳がスキな「オッパイ星人」というワケではなくて、ポイントはこういう「ウエストを絞ったときにブラウスのシワがカッコ良くできる」くらいには胸が大きいといいなぁ…と(笑)。

リアルでもそうですが、体型・体格もさることながら「姿勢」によって「衣服の映えかた」も大きく変わる気がします。当然「良い姿勢」のが衣服もキレイに見えるのですが、それとまた同じくらいに「動作(所作)」も大事だと思います。いえだからどうだといわれても別にそれだけの話なんですが…。

 

ともかく「泉さん」。この作者さんは、特別な表現技法を使っているようには感じないのですが、どういうわけか描かれるオンナの人が「スベスベでさわり心地(なで心地)の良さそうな肌」をしているように見えてしまうのが不思議です。

今回の扉絵では「ワキ」がさりげにアピールされているのですが、おどろくほど「さらさら感」が伝わってきます。もちろん鴻巣覚先生のような「体温・湿度・におい」を表現すべく描き込まれた「腋(←漢字大事!)」も非常にヨロシイのですが、板倉先生の「あっさり風味のワキ」も同じくらいステキです。

…あんまりこういうことを長々と書くと顰蹙を買いそうなのでこの辺にしますが、いずれにしろ今後の展開がとっても楽しみな作品です。隔月とはいえ、あと1話くらいでコミックス1巻分は充足されると思いますので、そちらも待ち遠しいなぁ。

20歳はともかく、一回り下くらいなら「ちゃんとした大人」のオトコであっても、手を出す人は多いと思いますねぇ。

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「きっと愛され女子になる!」by 瀬戸口みづき まんがタイムオリジナル2019年1月号 p87 芳文社

 

てか、ハタチくらいの女子には「一回り年上」くらいの方が「頼りがいもあるしスキ」というコもちょくちょくいた気がします。(「頼りがい」には経済的な意味も含まれます:小声)

私は一度社会人をやってから大学に入ったので、周りより数年年上だったのですが、2回ほど「友だちが10歳も年上のオトコと付き合っているけど、男性視点から見て『遊び』だと思う?『本気』だと思う?」と女子から訊かれたことがあります。当然、そのオトコの性質によりますので一概には言えませんが、質問してきた「友だち女子」はどうやら「たぶん『遊び』だろうから、目を覚ますように忠告した方がいい」という回答を期待していたようです。

個人的には「年齢差」を定規にして「オトコ側の真剣さ」を測るのは意味がないんじゃないかと思うんですよね。少なくとも「恋愛」なら歳の差は関係ないと思います。ただ、いわゆる「結婚を前提にしたお付き合い」の場合は、あんまり年が離れているとアトアト大変なコトも出てきそうで、ついつい「大丈夫かなぁ」と考えることもあります。それでも「オトコが真剣か遊びか」については、直接関係ない。つまり「若いムスメの方は遊ばれている」とは決めてかからない方がよろしいかな、と。

 

いずれにしろ、年齢差というか「世代」によって「常識」や「価値観」は確実に違うわけですから、そこのところをお互いが意識して「年齢や世代による差」を「個性のウチ」だととらえてあげれば、案外うまくいくんじゃないでしょうかね。

そのうえで老婆心から言わせてもらえれば、女子大生あたりのコが一回り以上年上のオトコと付き合うなら、そいつの「母親との関係」を注意深く観察することをおすすめします。不倫じゃないことが前提ですが、結構な年齢まで独身だったりするヤローの中には、たまに「引くほど重度のマザコン」「息子に過干渉な母親」がいたりしますので。

 

さておき「愛され女子」。前にブログで「酔っぱらいにブレーキはついてない」と書きましたが、一部の女子には「恋愛脳にブレーキはついてない」と心がけていただくのがよろしいかと。いや男でもヤバいヤツはいますけどね。ストーカーになるヤツとか。

関係ないですが、一般的に…いや個人的に「結婚前より、結婚して(プラス子どもができて)からの方が」キャバクラとかが楽しいと思えるのですが…違いますかね?いや、なぜでしょうかね?

「くうねるあそぶ」なんてCMがありましたが、やはり「食べることの幸福感」は見ている側にも伝播しますよね。

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「初春が咲く」by 柴崎しょうじ まんがタイムきらら 2018年9月号 p82 芳文社

 

よく「アニマル系動画」でも「食べているシーン」に人気が集まっていますが、熱帯魚や昆虫レベルから大型哺乳類に至るまで、やはり「一心不乱に食べている様子」を見てるとホホがユルんでしまいます。…あ、爬虫類はちょっと微妙かも(笑)。

セキセイインコを飼っていたときは、野菜の芯や菜っ葉の茎を食べている様子がスキでしたね。クチバシで器用に切ったり裂いたりしながら食べるのですが、口の中であの太い舌を使ってくるくる転がすようにして食べるところも面白かった覚えがあります。

 

マンガでも「食べるシーン」はかなりスキなのですが、やはり以前書いたようにマナーが気になることもたまにあります。もっとも「菜々子さん的な日常」の菜々子さんのような「ダイナミックに食べるさま」の描写も結構スキなので、まあいろいろ都合勝手だとは我ながら思いますが。

 

さておき…ちょっと前の掲載分の柚子さん。「重い=太っている」とも限らないのですが、やはりお年頃女子ですと「軽いに越したことはない」のでしょう。お菓子が主食では困りますが、育ち盛りは超燃費悪い。うかつにダイエット(食べる量を減らす)などしたら「脳(ブレイン)の取り分の糖質まで身体(ボディ)が喰ってしまう」らしいですよ?

ともあれ…前ページの「お昼ご飯の歌♪」の節回しがどうにも気になります(笑)。

「誕生日がまとめられてしまうイベント」と言えば「クリスマス」と相場が決まってるのは、やはり「ケーキが欠かせないから」ですよねー。

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「おにいちゃんと呼ばないで」by 桐原小鳥 まんがタイムスペシャル 2019年1月号 p56 芳文社

 

実は私も「クリスマスとまとめて」な誕生日です。…あ、25日じゃないですよ。

でも、我が家は特にクリスマスとか誕生日とかをケーキで祝うような家族じゃなかったので、実害(笑)は「プレゼントがまとめられてしまう」という程度です。弟は誕生日とクリスマスと2回もらうのに、私は「合わせて1回で」済ませられてたのが、当時はちょっぴり恨めしかったですね。

そうそう、クリスマス近くに誕生日だと、基本的に「学校は冬休み」という状況なので、みんなにお祝いしてもらった記憶もあまりないんですよね。まだ夏休みならそういう機会もあるかもですが…そうか、春休み生まれはもっと悲惨なのかな?

お察しのとおり(←何が?)「やぎ座」のオトコですので、自分ではそんなことは無いと思いたいのですが「融通の利かないマジメで損をするタイプ」だとよく言われます。いつぞやのブログに書いた「杓子定規」ってヤツです。いえ、占いを信じる云々ではなくて、たぶん「寒い時期(特に年の暮れの慌ただしい頃)に生まれた第一子の男」はそうなりやすいのではないでしょうかね?違うかな?

 

 

まあ恨みごとはさておき、今回の本作は「誕生日のプレゼント」ネタ。確かに「特にないです」と言いそうだな心ちゃん。まぁリクエストが無いところからプレゼントを考えるのも大変ながらも楽しいのですが、こういう「つくってほしい」リクエストをもらうのもいいものでしょうね。私自身は経験がありませんから「手作りケーキの大変さ」はイマイチ分からないのですが、頑張り甲斐はありそうです。

今月の「ぼっち・ざ・ろっく!」は最高!何十年も音楽マンガを読んできて、個人的に「一番シビレた」作品です。

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「ぼっち・ざ・ろっく!」by はまじあき まんがタイムきららMAX 2019年1月号 p28 芳文社

 

ページをめくってこのコマ(というか見開き)を見た瞬間、自分の過去の経験がフラッシュバックして、本当に「時間が止まった」気がしました。

長くなるけどしばし駄文垂れ流しをば…。

 

バンドをやってた人なら、今回の本作にあるような「いつもならこんなことはないのに…」という「本番」を経験したことがあるはず。

演奏の乱れってのは、大抵「誰かひとりがミスる」か「何人かが時間差でミスる」ことでおきるので、残りのメンバーが落ち着いて演奏を続ければ、ほとんどの場合はリカバリーできる。そして終わってから「いやいやマイッタね(笑)」「しっかりしてくれよ(笑)」で済んでしまう。

 

…しかし、ときに発生するのが「全員が自分の演奏を見失う」という事態。

 

全員がオカシくなったときは、冗談抜きで「演奏が空中分解してしまう」ことだってある。ステージは続けなければいけないから、その曲以降もなんとか気持ちを切り換えて演ろうとするけど、一度ズレた歯車は、なかなか戻せないのが現実だ。焦るばかりで一層バラバラ…。

(結局散々なライブで終わってしまい、ステージを降りてからの「お通夜状態」を経験した人も、私以外にもきっと大勢いるだろう。全員に引け目があるので、すぐには爆発しないが、打ち上げの居酒屋で酒が回ったころに「くすぶっていた思いが噴火する」こともままある。)

ヤバいという気持ちは全員が感じるから「落ち着け…周りの音を聞け…っ!」と、それぞれが自分の演奏から気持ちが離れて、他のメンバーの演奏を「柱」にしようと探り始める。でも当然ながら、全員がそれをやるので「まさにカオス!」なことにしかならない。

 

「バンドの屋台骨」は言うまでもなく「リズム隊(ドラム&ベース)」だ。正常に転がっているときは、彼らは本当に頼りになるし、事実彼らという「柱」を中心にギターもヴォーカルも演奏するのが間違いなく理想だろう。

しかし、全員の歯車が狂ってしまったときは、ビートを刻むだけしかできないリズム隊は、意外なほど無力だ。パニック状態になると、ドラムとベースの呼吸がおどろくほど合わないことだって起きたりする。音程の無いドラムと、むなしくシンプルなフレーズを鳴らすベースでは、残念ながらリカバリーすることは困難なのだ。

 

そんなときに、狂った歯車をガッチリもとどおりに組み合わせる力があるのが、実はギターの「リフ」なのである。ギタリストだけが「パニックを起こして空中分解寸前のバンドという機体」をリカバリーさせられる。いや、正確には「リフにのって歌うボーカル」との二人三脚というべきかもしれない。ともかく「非常事態」のときにフロントマン2人の「真価」が問われるのだ。

 

今回、本作を読んでいてフラッシュバックしたのは、かつて自分が経験した、まさに「ギターリフで生還できたライブ」だ。あのときのことは本当に忘れられない。バラバラになっていくさまを感じながら、何とかしなくては…と思ったとき、なぜか「リフをいつも以上にゴリゴリ弾いて」ボーカルの顔を見た。ボーカルがこちらに歩み寄ってくる。自分もボーカルに向かっていく。額をぶつけるようにして、目を合わせる。リフを鳴らす。ボーカルが声で応える。おそらく10数秒間。リズム隊が寄り添ってくる。重なったビートが強く太く響く。全員が感じたあの瞬間は、忘れられない。

 

もとどおり、いやそれ以上に噛み合った歯車のおかげで、そのあともとてもイイ演奏ができた。ステージが終わって、誰も何も「言い訳じみた言葉」を言わなかった。でも笑顔で伝わってくる満足感。

 

幸か不幸か、あのステージ以降、空中分解するような事態はなく、似たような感覚を味わうこともなかった。学生バンドだったので、やがて解散。だから最初で最後。でもたまにあのときの話をすると、みんな笑顔だ。

 

あのとき弾いていたギターもレスポールだった。「リフ」を力を込めて鳴らしたときの自分の姿は、まさに「このコマと同じ」姿だったように思う。フラッシュバックした「瞬間」だ。

 

古くは「TO-Y」「気分はグルービー」「ラグタイムブルース」、少女漫画とくくってしまうにはもったいない「EXIT」、作品名は忘れたが山下和美もステキなバンドを描いていた。「ぼっち・ざ・ろっく!」も、そうした作品…「音の無い紙の上からサウンドが響いてくる」作品となることだろう。

 

…やべー語りすぎた(汗)。

 

ともあれ…バンド最高!「ぼっち・ざ・ろっく!」最高!!

 

 

 

 

…さて切羽詰まっている仕事に戻るぞ(笑)。

最近なにかとタダで手に入るモノが増えてます…いえこのブログもタダで開設させてもらっているんですけどね(笑)。

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「ハッピーとれいるず!」by 荒井チェリー Cherry etc. 荒井チェリー傑作選(下) p77 芳文社

 

このコマはいつか使う機会があると思っていたのですが、なかなかいいタイミングが巡ってこなかったので、とりあえず今日の日記に。LINEのスタンプみたいですよね。

有料のサービスで利用しているのは「Evernote」「Yahoo!」「Amazon」「ニコニコ動画」あたりのプレミアム会員ぐらいでしょうか。個人的に「クレジットカード等の情報は登録したくない」タイプの人間なもので、そういう登録が必須だとパスしがちです。

とはいえ、昔のニフティサーブがそうであったように、会員登録にクレジットカードが必須だと、逆に「信用(クレジット)の無い会員がいない」という「安心できる環境」が構築できるので、あながち悪い面ばかりでもないとは思います。

もうひとつ昔ばなしをすると、ミクシィも「招待制」だったので、ある程度不安なくコミュニティが出来ていた記憶があります。もっとも私自身いわゆる「ミクシィ疲れ」の症状が出てきたため、結局退会してしまいましたが。

一方でニコ動などは「WebMoney」が使えるので、カード情報の登録がいらない点が便利だと思います。「BitCash」やWebMoney」が、もっといろんな有料サービスで使えるようになってもらいたいものです。

 

さておき、もう10年前の作品なんですね、「ハッピーとれいるず!」。最近の作品と比べると多少の絵柄の変化はありますが、安定感は変わらないところが作者さんのスゴイところです。あといわゆる「スターシステム」ってヤツ?…個人的にはスキです。