「かぐらまいまい!」by あひる まんがタイムきららCarat 2019年2月号 p84 芳文社
私が関わっている神社ではありませんが、毎年テレビのニュースになるところもありますからね。何度か行ったこともあるんですが、けっこうな人数のお客さんでした。それに舞自体も見事で、やはり何というか「真剣さ」や「迫力」が違うなぁ、と。
まぁ御神楽は文字通り「神様」に「楽しんで」いただくための舞ですから、観光目的で大勢の人々が見ているとしても、それはいわゆる「外野」(←失礼)であって、御神座の神様が「主賓」です。そりゃあ「真剣」になりますね。
それでも多くの方が見に来てくれていると、少しは意識しますし緊張もするかな。もちろん御賽銭や奉納金が多ければうれしくてありがたい話ですしね。あ、直接は関係ないですよ、給料貰っているわけじゃないので。
さておき「まいまい」。前後編2回であっさり終わらせてますけど、あと1回くらいあればもう一歩イイ感じに展開できたのかな。作者さん自身がどれくらい御神楽に関わっているか分かりませんが(あえて…かもしれませんが鈴や扇の持ち方が何となくヘンなところとか)、キャラの髪留め(?)に神社関係のモノをあしらうあたり、なかなか細かいな、と感じました。
和装がからむとどうしても「妙ちくりんな派手さ」が出やすいのですが、いい意味で「地味め」…じゃなかった「シンプルで素直で飾り気のない絵柄」なのがプラスになっている気もします。連載されるといいですね。でも制服のスカートはもう少し長くてもよろしくてよ(嬢)。