ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

女性のワガママは往々にして「インコース低めギリギリ」を攻めてくるので、迎え打つのはなかなかの「試練の道」だったりします。

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「さかさまロリポップ」by 春日沙生 まんがタイムきらら 2019年2月号 p139 芳文社

 

「絶対ムリ!」な要求じゃなくて「ムリすれば可能?」な要求を、絶妙なタイミングで投げてきますよね。あれはもはや「女性の本能的なヤツ」なのかもしれません。

実際に遭遇したことはありませんが、「夫婦ゲンカで逆上したニョーボが、泣きながら皿を投げてくる」ときも、一説では「投げて割れてもイイ皿、投げても割れない皿etc.」を無意識?のうちに判別して投げるそうです。いえホントかどうか知りませんが。

なんにしろ、女性の計算能力というか、駆け引きの上手さというか、そういうのって年齢関係ないのかな?と思ったりも。ウチもムスメがいますが、実にしたたかに「そういう能力」を発揮してきます。ちなみに私の場合は「わざと大げさに見せつけるようにニョーボを甘やかして」見せて、娘には「そういうワガママはダンナを捕まえて聞いてもらえ!パパはママで手一杯だよ!」というやり方でかわしています。ムスメの未来のダンナには申し訳ないかなとは思いますが(笑)。

 

ともあれロリポップ。懐かしの「芸能人は歯が命」というフレーズですが、いまの若い人は聞いたことがあるという程度で、当時のCMとか知らないようですね。さておき、芸能人に限らず「白くキレイで歯並びが良い」ことは、イメージパワーがすごいらしいです。それこそホントかどうか分かりませんが、アメリカの大統領選挙でトランプがヒラリーに勝ったのは「歯のキレイさ」だという説を読んだことがあります。また「口を開けたときに見える歯や舌などは、他人から見える唯一の内臓」という話もあり、なんというか「人格の推測材料」にさえされてしまうことに、ちょっとショックでした。

残念ながら、私はお世辞にもキレイな歯ではないので、そういう話を聞いてしまうと「なんとか歯を見せないようにする方法がないか」と考えてしまいます。まあほぼほぼ無理なんですけどね。

バスタオルだけは気に入ったものをボロボロになるまで使う派です。ちなみにいまは「今治タオル」を愛用しています。

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「新婚のいろはさん」by ÖYSTER まんがタウン 2019年2月号 p126 双葉社

 

実際いまのタオルも「いやいやもう限界でしょ」というくらい使い倒しているので、そろそろ(もうとっくに)次のタオルを調達する必要があるのですが、何点か試したものが全部私の要求にこたえてくれなかったため、結局いまだにボロボロのまま使っています。

また「今治タオル」にすれば良いのでしょうが、近場で売っていないのと、ブランドだけで盲目買いはしたくないので(失敗しそうなので)できれば現物を見て触れて選びたいのです。

ちなみに「今治タオル」と「今治産タオル」は似て非なるものだそうです。と言っても、私が使っているのは「今治タオル」でして、その「似て非なる」方はつかったことがありませんので、どう違うとかどっちが良いとかは正直分かりませんが。

あと誤解されるといけないのですが、実は「今治タオル」って「極厚フカフカ肌触りやわやわ」なタオルじゃなかったりします。どちらかというと素っ気ないタオルです。でもイイんですよ、使い心地が。なんというか料理でいうと「お茶漬け」みたいな(?)。

 

ともあれいろはさん。あいかわらずの新婚さんっぷりで読んでて身悶えしそうです。我が家はとても2人では入れる風呂ではないのですが、ごくごくたまに泊まりでお出かけするときに一緒に入ったことはあります。温泉ではありませんです(笑)。

確かに「恥ずかしさでは死なない」でしょうけど「恥」にもいろいろあると思いますね。

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「菓子男リノベーション」by 胡桃ちの まんがホーム 2019年2月号 p98 芳文社

 

よく「ウサギは寂しいと死んじゃう」って言いますが、人間の場合「オトコは恥ずかしいと死んじゃう」場合があるかも。あ、別にオンナは恥に鈍感だと言いたいわけじゃないので誤解なきように。

子どものころから、父親に「恥を知れ!」と叱られた記憶があります。どういうシチュエーション、どういう行動に対して、そういう叱られ方をしたかは思い出せなかったりしますが、だいたい「あさましいシチュエーション・行動に対して」叱られたような感じはします。もちろん、いまでも「あさましい生き方」はしたくないと思うのですが、一方で「恥知らずと言われても生きている方がいい」と思う気持ちもあるんですよね。

本当かどうかは分かりませんが、戦後の食糧難の時代に「頑として闇市で食料を買わず、配給だけを食べていた人が、結局栄養不足で死んでしまった」という話があって、それこそ「己のプライドと引き換えに命を落とした」ので、立派だと感じる人もいるでしょうが、やはり「命あっての物種」だと思うわけです。

この手の話を始めると長くなるのでやめますが、どちらかというと「泥水をすすってでも生きる」方が、おそらく「死ぬよりツライ」と思うので、あさましくとも生き抜く方がタフな生き方なんじゃないでしょうか。少なくともいまの私はそう思います。

 

ともあれ「菓子リベ」。糸ちゃんのキャラはけっこうスキです。まるっきりこのままリアルに存在したら少しひくかもですが、こういうポリシーをもっている女性は「スキなタイプ」ではあります。

もう30年前(⁉)の曲になりますが、プリンセス・プリンセスの「Diamonds(ダイアモンド)」に「好きな服を着てるだけ、悪いことしてないよ」という歌詞があります。ときどき自動選曲&脳内再生されるんですが、この部分にくると「自分が好きに選べることは、自分に素直に選ぼう」と、そのたびに思うのです。そうは言っても、オトコはどうしても「自分の外見が他人からどう評価されるか」を気にしがち。その点オンナは「素直に自分の外見を自分の好きなようにできる」のかもなぁ、とちょっとうらやましく思ったりもします。

「済んだことは済んだこと」と「省みてこそ成長がある」と、当然それぞれメリット・デメリットがありますが、いわゆる「戦犯探し」をしたがる人はスキくないです。

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「世界征服Girls」by 武シノブ まんがタイムきらら 2019年1月号 p190 芳文社

 

マウント取りたがるタイプですね。自分は戦犯に問われないと分かっているから出来るんでしょうが、そういう人ってたいてい「負けの原因になるようなことはしていないけれど、勝つための貢献もしていない」ものです。

もし誰かが「負けにつながること」をしていたとしても、その本人は「自分のミス等を一番分かっていて反省している」と思うのです。そこへ追い打ちをかけるのはいかがなものかな、と。

まぁ稀に「自分が負けの一因だと気付かずに戦犯探しをする人」もいなくはないです。というか「自分に何の落ち度もないのに○○のせいで負けた」なんて考えられるとしたら、相当アレです。同じチームにいたら正直イヤです。

 

ともあれ武シノブ先生ゲスト掲載終了。連載にならなかったのは残念ですが、やはりきらら系にはどれかに連載されていて欲しい作者さんですので、ぜひ次回作をお願いします。画風も少し変わってきている感がありますね。いまの画の雰囲気だと、個人的には「ひっとぷらん!」の方が内容にフィットするというか、好みではあります。…いえ贅沢は言いませんよ別に。

道北に住んでいたことがあります。ただ夏は居なかったので「観光客が押し寄せる夏の北海道」とは無縁でしたね。

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巴マミの平凡な日常」by Magica Quartet×あらたまい まんがタイムきららフォワード 2019年2月号 p364 芳文社

 

食べ物の思い出は…無くはないかな、という程度。北海道といえば本作でも出てくるように「海の幸」がかなり重要なポジションなのですが、内陸だったのであまり海産物がすごかったという記憶が無いのが残念です。でも、生活全般としては「マイナス20度の極寒期」以外は、それほど悪くはなかったかも。ただまた住みたいかといわれればちょっと微妙ではあります。

映像関係の仕事をしていたと何度かブログでも書いたと思いますが、こういう「○○展に来ているお客の様子」を抜く(撮影する)ことは何度もやってきました。こう言うと身も蓋もありませんが、はっきり言って「オンナ子ども」でないと画になりませんね、この手のは。オッサンがソフトクリーム食べているところなんて誰も見たくないでしょ?

とはいえ、同じ「オンナ子ども」でも、電波に乗せやすい見た目のよい食べ方をしてくれる人は、実は案外いないものです。いくら物産展とはいえ、品のある方々は「往来でモノを食べるのはちょっと…」という感覚ですから、当然撮れるわけがありません。そういう感覚を全然持ち合わせていない方々は、イマイチ画的にキレイに食べてくれない。「普段は歩きながら食べたりなんてしないけど、今日はちょっと失礼して…」というくらいの方々がベストチョイスとなるわけです。ええ、そんな人はあまりいませんよね。なるべく人目につかないように食べてらっしゃいますし。

 

それはさておきマミさん。きらら☆マギカが開店休業状態のところ、フォワードで頑張ってらっしゃるのは喜ばしいところです。同誌にはマギアレコードという外伝も連載されていますが、やっぱり無印のキャラでここまで同じスタンスを貫き通してきた作品と作者さんには、素直に尊敬の念を抱かずにはいられませんね。

例えがヘンですが、赤塚不二夫の名作「天才バカボン」が、名目上の主役のバカボンより、バカボンのパパが「真の主役」として続いているようなモノかもしれません。んー、ちょっと違うか(笑)。

無事あけましたね、おめでとうございます。今年はぼちぼちペースでも中断せずにいきたいですね。

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「おにいちゃんと呼ばないで」by 桐原小鳥 まんがタイムスペシャル 2019年2月号 p55 芳文社

 

さて、年末のウイルスアタックもかいくぐって、とりあえず我が家のインフルエンザ蔓延は収束しました。なんとか罹らずに済みましたが、予防接種も今更感があって(そもそもワクチンがもう無いかも)今シーズンは受けずにいくしかないかなと思っています。

今回はとにかく「徹底した手洗い by 手ピカジェルプラス」が功を奏したものと思われます。インフル患者の部屋に出入りするときは当然、何かアクションをするたびに手ピカジェルで手の消毒を心掛けた結果、おそらくいつもなら感染する(誰かからインフルバトンを受け取る)時期なのに、私は罹らずにいられました。

というのも、とあるサイトで「インフルエンザ等の感染症で、エビデンス(ちゃんとした根拠)のある予防法は手洗い(手指消毒)だけ」というのを読んだものですから、ならば他の対策(うがい、マスク、予防接種その他もろもろ)をあえて無理してやらずに、手洗いだけを徹底的にやってみようと考えた次第。もちろん、今回の経験だけで「手洗い無敵論」を主張するつもりはありませんが、少なくとも自分で納得できる結果が出ていますので、また機会があればやってみようと思います。

 

ともあれ正月ヒトコマ目は桐原小鳥さん作品の扉絵です。昔からちらちらお見掛けしてた作者さんですが、やはり「かみおとめ」という名作で一気に4コマ界隈の人気作家になった感があります。「かみおとめ」は本当にステキな作品で、いまでもときおり読み返します。てかいま読み返してやっぱりイイ作品だなぁ、と。

そして今回の心ちゃんの扉絵も、和服&破魔矢でちょっとめしあさんを彷彿とさせてくれます。何なんでしょうね、この雰囲気。素朴さとか信仰心とか品の良さとか、いろんなものが融け込んだような、なんともイイ雰囲気の画です。

マンガ、特に4コマなどは、劇画のような描き込みの細かさとかが無いぶん、読み手側が自分のセンスで程良く補完(プロデュース)していけるのがイイところかもしれませんね。「かみおとめ」も、いま読み返す直前はもっと描き込まれていた気がしていたのですが、意外とそうでもなくて…つまり「読み手の自分の脳が作品に補完描き込み」というプロデュースを加えていたのかも、などと思ったりしています。

 

さておき、我が家ではインフル蔓延のため「大掃除ブッチしてのお正月」となりました。カミさんは大掃除をしないまま迎える新年ってのがものスゴくイヤそうですが、本人もインフルなので仕方ありませんよねw。

タレントのコロッケさんが本にした「あおいくま」。偶然の一致でしょうけど「私の言葉」です。ホントです。

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「きっと愛され女子になる!」by 瀬戸口みづき まんがタイムオリジナル2019年2月号 p16 芳文社

 

有名人が「母が教えてくれた言葉」として本まで出している以上、何を言ってみたところで何の意味もありませんが…。まぁそういうことを垂れ流すブログだということで。

「あおいくま」という言葉を考え付いたのは、とある喫茶店兼カラオケスナックなのですが、最初は「あいおくま(あせるな・いばるな・おこるな・くさるな・まけるな)」の順番だったのを覚えています。それを思い付きで並べ替えたら「あおいくま」になったんですよ。もう「これだーっ!」って感じでしたね。よくある「オアシス(おはよう・ありがとう・しつれいします・すみません)」運動みたく、いま思えば偉そうに友人たちに話をしていました(恥ずかしいっ)。

そのあと、いまの家内と付き合い始めたころ、デパートの催し物でテディベア展があって一緒に行ったときに、5~6センチほどの小さな「青い熊」を見つけてプレゼントしました。帰りの車の中で「あおいくま」の話をしたのですが、いまいち反応が薄くてちょっぴり残念な気分になったことはよく覚えています。

そんなこんなで、人前で「あおいくま」の話もすることなくなったある日、本屋の店頭に平積みされていたコロッケさんの本を見つけたときは、何というか「え…ッ?」ってなりましたっけ。「え、…それオレのオリジナルなんだけど?え?なんで?」って(苦笑)。

こういうのを「自意識過剰」っていうんでしょうね。すごくモヤモヤしてどこかイライラして、なぜかハラが立って…。でも、そのときふと思い出したのが、アメリカの黒人ミュージシャンのチャック・ベリーが、彼の自伝的映画の中で言っていた「天の下に新しいもの無しだ」という言葉でした。どんなに「自分が生み出したオリジナルだ!」と思っても、それはすべて誰かの影響を受けていて、当然他にも同じ影響を受けた人間がいて、同じように「オリジナル」を生み出すことがある、と気付きました。

それからは「コロッケさんのおかげで『あおいくま』が多くの人に知られること」を喜ばしく思えるようになったんですね。というか、コロッケさんの「あおいくま」は、彼のお母さんの言葉ですので、当然私より先に「天から下りてきた言葉」だったわけです。うん、私の方が「後発品」だったのですよ。

それでも、ちょっと引っかかる気持ちは消えて無くなるわけでもなく、こうしてフトしたときについつい語ってしまうわけですね、ハイ。

 

さておきさゆりさんと諏訪くん(と賀集くんetc.)。世の中いろいろな立場・関係での恋愛がどこかで進行しているのでしょうけど。…最近は「店員さんに覚えられるのがイヤ」な人が増えたような気がします。いえ私も苦手なクチだったりしますが。

だからこそ、都市部と違う「人と人の関わり合い」が残る「地方」が舞台のこの作品に、ちょっと「イイなぁ」と思ってしまうのかもしれませんね。

話はズレますが、ビジネスホテルなんかに泊まったとき、部屋に隠しカメラとか盗聴器とかがあるんじゃないかと探したりしてしまうんですが、やはり私が異常なんでしょうか?…まぁ異常なんでしょうね。いえ別に国家機密に関係する仕事はしてないのですが(小声:ホテルとかの室内ではどうしても「裸族」になりがちなものでして…)…。

 

さて、これで2018年の更新は最後です。皆さまどうぞよいお年を。