ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

薬局でバイトをしていたとき、店長に教えてもらった「市販薬のネーミング」も、ちょうどこんなノリでした。

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「広島さん、友達になってください」by こみちまい まんがホーム 2018年8月号 p76 芳文社

 

「三(サン)の矢(フレッチェ)」だとは知りませんでした。面白いセンスですね。キライじゃないですよ、こういうネーミング。

サッカーがメジャーなスポーツになって久しいのですが、やはりいまでもプロ野球人気は根強いものがあるんじゃないでしょうか。いえサッカーもスキですよ。ただあのゲームのノンストップ感について行けなくなってきたというか…。

いまはあまり周囲にカープファンがいないのですが、関西では阪神ファンに劣らない勢力だったと思います。私が関西在住だったころは、阪神、阪急、南海、近鉄と4つの鉄道系球団があったのですが、現在名前が残っているのは阪神だけですね。…やばい、また昔ばなしだ(笑)。

 

広島がらみの作品というと、個人的には「たまゆら」が筆頭なのですが、2番手以降が混戦でして、この「広島さん~」の登場で一層混迷を増しております。あと最近になってこうの史代さんの作品も読んだのですが、どうしてこう「広島愛」にあふれた作品が次々生まれてくるのか、ちょっと分かってきた気もしています。

あと主人公が広島生まれ広島育ちではない点で、本作は「たまゆら」と同じ感触がありますね。私もあちこちに住んでみて「よそから来たけどココがスキ」という経験があるので、なおさらこの作品に惹かれるのかもしれません。

イイよねー、ぽっちゃり系…(はぁと)。

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「ホームメイドヒーローズ」by 鈴城芹 まんがタイムKRコミックス 第2巻 p57 芳文社

 

スレンダーの魅力も分かるんですが、歳を取ってくると自分の嗜好が「ぽっちゃり」だと気付かされることがあります、ケッコウ頻繁に。

いえ特に「デブ専」とか「でっぷり好き」ではないんですよ、ないんですってば。

まぁ自分自身がスレンダーではないので、親近感があるのかも。分かりませんが。あと「しっかり食べる・ちゃんと食べる」=「そこそこぽっちゃりする」のがキャラ的にスキな傾向はあります。

 

この作品、嗜好的に自分のフィールドではない戦隊モノ・特撮モノなんですが、やはり作者さんの画や話の持って行き方などはスキなので、楽しく読めた記憶があります。あまり評判が芳しくなかったのか、結局2巻で終了でしたが…。

あと、この作者さんは「オトコもオンナも、年寄りもコドモも普通の大人も、バランスよく登場する作品」が描けるという点においては、正直現時点ではベスト3に入る作家さんだと思うのです。実は簡単そうでとんでもなく難しいことなのです。新作が出てこないのがものスゴク残念なのですよ。

私も普通に「遅刻しないのがあたりまえ」な人間になれたらよいのですが…。

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「宮尾さんは生えている」by TOもえ まんがライフMOMO 2018年8月号 p136 竹書房

 

もう「遅刻してあたりまえ、時間前に来てたら雪が降る」というくらいダメダメ遅刻魔になってしまってます。…ていうか、遅刻しないように努力はするんですが、だいたい却って遅れるようなミスをやらかしたりしますね、スマホ忘れたり。あー、ヒドイときはクルマぶつけたこともあったなー(汗)。

あまりエラそうなことは言えませんが、基本的に「急いては事を仕損じる」と考えるタイプで、多少の遅れを気にして「仕損じる」より、落ち着いて物事に取り組むほうを選びがちです。いえ、決して遅刻を正当化しようとしているわけではないんです、…ないんですってば。

 

さておき、残念ながら「宮尾さん~」も最終回ですか。イチオシ作品とまではいかないのですが、逆に無くなると寂しい「名バイプレーヤー」的な作品でした。例えが変ですが大滝秀治みたいな…?

キャラも主役の宮尾さんもさることながら、ワキ役がイイ味だしていますよね。ともあれ、次回作に期待です。

私の思考回路も「いただいたものはちゃんと食べたり使ったりする」主義です。

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「こっちへ」by 祥寺はるか ゆるゆりコミックアンソロジー VOL.7 p72 一迅社

 

もともとプレゼントはスキな人間でして、お返しで相手が気に病むという思考回路は持ち合わせていませんでした。だから純粋に「食べてみてよ」「使ってみてよ」とプレゼントしていたのですが…。お返しなんて全然気にしなくて、それより食べた感想とか使い心地とか聞かせてくれれば、たとえそれが相手のお気に召さない場合でも正直に言ってもらえれば、それで良かったんですよね。

さすがにいまはそういうことは出来ませんが(やりませんが)、やっぱり感想を聞かせてくれるのがなによりのお返しです。上げたものと同じくらいの金額のものをお返しにもらっても、正直あまりウレシくないです。あ、「こないだのオイシかった。こんなのもあるけど食べてみて」ってお返しなら大歓迎ですよ。

 

さてさて、百合系ということを全く考えなくても名作の「ゆるゆり」。アンソロジーも8巻まで出てたり(全部持ってたり)しますが、ベース作品の良いところがアンソロ作品にも生きているのが多くて、たまに読み返してニンマリ&ほっこりしてます。

この「祥寺はるか」さんは「~のないしょ」シリーズの作者さんと同一人物らしいのですが、やっぱり良いものを描かれますね。ちょびっと切ない気持ちを表現するのが、本当に心にクる描き方で、そこがすごくスキです。最近個人的都合で「となりの育児くん。」の掲載誌が買えずにいるのですが…3巻出てますね、買おう。

ちなみにゆるゆりで一番スキなキャラは、たぶん千歳です。そして2期EDの「100%ちゅ〜学生」は私の中では別格で名曲なのです。タンバリン叩きたくなります。

もう少しフルいと「アッと驚くタメゴロー」になるんでしょうかねー。

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「正義ノ花道」by ウロ まんがタイムきららCarat 2018年8月号 p123 芳文社

 

個人的に違和感を感じないところは、もういつの時代というには古いということで、すっかりオヤジな自分を再認識せざるを得ません。ビックリぽんです(笑)。

コトバのリズムでこれに近くてスキなのは「エッチ!スケッチ!ワンタッチ!!」です。確信は無いんですが、おそらくグリコのワンタッチカレーが発売された当時に流行りだしたのではないかと思います。えーっと、何年前だ(汗)。

そのむかし(昔話ばっかりだなオイ)、少年チャンピオンに「マカロニほうれん荘」というギャグマンガがありまして、そこでルミちゃんというキャラが「エッチ!スケッチ!ワンタッチ!!」と叫びながらピコピコハンマーで殴打するシーンが脳裏に焼き付いて離れないのです。「たまりませんわ」(笑)。

 

そんなこんなで8月には単行本も発売される本作ですが、最初のうち感じた前作「ぱわーおぶすまいる。」とのギャップもだんだんなくなって(というか別作品との認識に脳が追いついた)、今後の展開が楽しみな作品であります。でもぱわー~の続編も描いてほしい。

さておき、カエデくんが実はホントにオンナノコだったというオチはないのでしょうか。はがないの幸村みたいなのをちょっぴり期待してたりするんですけど。

その場にいない人の「悪口と噂」が出ない飲み会は、正直「稀」ですよね。特に職場関係では皆無かと。

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「ケムリが目にしみる」by 飯田ヨネ まんがタイムオリジナル 2018年8月号 p52 芳文社

 

ただ多少の地域性はあるかと思います。関西方面では「そんな話やめえや。サケが不味なるやん」と、飲み会での悪口をヤンワリ(?)たしなめる雰囲気がありました。あ、本気でイヤな「上司」の悪口は言ってたかな。でも同僚間では「言いたいことは本人に言え」という…全部ではありませんが。

あとやっぱイナカはやや陰湿だったかもです。いいところも多かったのですが、ゲンナリさせられることもケッコウありましたね。いやそれを差し引いてもイイところだったとは思いますけど。

最近は飲み会自体が激減してますよね。アルハラが問題になったり、そもそもフトコロ事情が芳しくなくて…。私自身はアルコール類を飲まないので「付き合いウーロン」の機会が減ること自体は歓迎です。

 

さて「タバコ女子」が主役の本作。んー、どちらかというと女性の喫煙は賛成しかねますが、そもそもタバコって酒に比べるとまだ周囲への影響はマシではないかと。酔ってクダをまくようなことは、タバコではありませんからね。と言っても副流煙は問題だと思うので、喫煙所なりにコモって喫ってさえもらえれば。

一昔前に比べて、喫煙マナーはケタちがいに向上してますし、やめられない女子がバレないように喫っているのはユルシてあげたいと、個人的には思います。「ヒくわー」「マジかー」は言わないであげたい。

「頑張りを見せるのはダサい」という美学をもっている男性は、近年めっきり減ってきたような気がします。

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「ひとりで飲めるもん!」by コナリミサト まんがタイムオリジナル 2018年8月号 p44 芳文社

 

ちょっとニュアンスは違いますが「武士は食わねど高楊枝」というように、実情をさらけ出さずにおくことも、ある意味「美学」と言えるかと。

要は「大人は大人らしく、いろいろを隠して抑えてさらけ出さない」というヤツです。多分昭和の人間にはある程度染みついている美学なんでしょうけど、いまの社会ではあまり評価されませんよね。

個人的には同感・共感できるこれらの「美学」ですが、正直いまの時代・社会にそぐわない点も多いと思います。できれば世の中みんなが「大人らしい大人社会」を作っていければよいのですが、いまはそうじゃない。そこで自分だけがんばってみても、かえって周囲に迷惑をかける場合だってあります。だから自ら「ガキっぽい大人」にレベルダウンしてお付き合いしていくのも仕方ないのではないでしょうか。

 

さておき、作者のファンとして4コマ誌での連載はありがたいものです。個人的には稀代の名作(オーバーですかね)の「珈琲いかがでしょう」などは、もっと知られてよいと思うのですが。この朝丘類次というキャラは、ちょっと青山がかぶって見えます。