「広島さん、友達になってください」by こみちまい まんがホーム 2018年8月号 p76 芳文社
「三(サン)本の矢(フレッチェ)」だとは知りませんでした。面白いセンスですね。キライじゃないですよ、こういうネーミング。
サッカーがメジャーなスポーツになって久しいのですが、やはりいまでもプロ野球人気は根強いものがあるんじゃないでしょうか。いえサッカーもスキですよ。ただあのゲームのノンストップ感について行けなくなってきたというか…。
いまはあまり周囲にカープファンがいないのですが、関西では阪神ファンに劣らない勢力だったと思います。私が関西在住だったころは、阪神、阪急、南海、近鉄と4つの鉄道系球団があったのですが、現在名前が残っているのは阪神だけですね。…やばい、また昔ばなしだ(笑)。
広島がらみの作品というと、個人的には「たまゆら」が筆頭なのですが、2番手以降が混戦でして、この「広島さん~」の登場で一層混迷を増しております。あと最近になってこうの史代さんの作品も読んだのですが、どうしてこう「広島愛」にあふれた作品が次々生まれてくるのか、ちょっと分かってきた気もしています。
あと主人公が広島生まれ広島育ちではない点で、本作は「たまゆら」と同じ感触がありますね。私もあちこちに住んでみて「よそから来たけどココがスキ」という経験があるので、なおさらこの作品に惹かれるのかもしれません。