ヒトコマラクダの日記

日々読みふける4コマ誌から1コマ引用して日記にします。基本は「自分語り」ですのでご承知おきください。

一時「仲間の誕生日を祝うこと」が趣味だったんですよ。

「新・蒼太の包丁」by 本庄敬×末田雄一郎 俺流!絶品めし vol.32 p10 ぶんか社

 

…学生時代のことなんですが、下宿の仲間だったりサークルやバンドのメンバーだったり学生寮の連中だったり、とにかく関わりのある人間の誕生日には「とにかくケーキを買ってくる」ことにしてました。なんで自腹であんなことしてたのか、いま冷静に考えると訳がわからないんですが、当時は占いのサークルもやってたので「一人でも多くの人間について、様々な占いで出てくる結果と本人の実情とがどれくらい適合しているか」を観察したかったのは確かです。誕生日のお祝いをして、いろいろ話をしながら「本人の情報」を教えてもらい、それと「占星術等々」で導き出された内容とがどれくらい合致するか。…ああ、いま考えるとあまりいい趣味じゃないかも(苦笑)。

ただ、占星術で「家族運が悪い」「母親と衝突しやすい」と出てたコが、実際その通りだったこともありました。お祝いの酒とケーキで口が軽くなって、いろいろ突っ込んだ話ができた人もいましたね。そうなるとより仲が良くなって、占いから導かれた「より良い対策」を教えてみたり、それがまたうまくいったりもしましたから、なかなかやりがいもある趣味でした。もっともうまくいかないことも多かったので…勝率?いや算出したことはないですけど、良かったと思いたいなぁ。

なんにせよ「誕生日を祝ってもらえる」ということをネガティブにとる人はほとんどいませんし、不二家のお手頃なものでも「ホールのケーキ」となると、みな「おおーっ」という反応で喜んでくれてました。…しかしやっぱりヘンな趣味だね。いやワタシがケーキを食べたかったこともあるんですがね。

 

 

さておき…略称が思いつかない「新・蒼太の包丁」。お借りするのは初です。ちなみにワタシが道北に住んでたことは前に何度か書いてますが、蒼太の出身地の静内も候補地に挙がったことはありました。競走馬の産地でも知られてますよね。気候は道北に比べると暖かくて住みやすそうだったんですけど、ただ仕事とか生活とかではなかなか…ねぇ。

今回の主役の川端さん、自分では「マイペースに一人で生きていく」つもりでいたけれど、ホントは心の底で求めていたものを、蒼太と雅美が料理を通して届けるという…実に良いお話です。そしてやっぱり牡蠣!いいよね牡蠣!あー食べたい牡蠣!(笑)

ともあれ、個人的に今回のお話は特別なものに感じました。うん、牡蠣もいいよね。誕生日をお祝いするお話もいいよね。ハッピーバースデー!